JICA関西において、「地震に強いまち」について研究している3班が研修会に参加し、「アジアにおける防災と日本のNGOの役割」というテーマでSEEDS Asiaミャンマー事務所 鹿田光子氏からお話を聞きました。ミャンマーにおける復興と防災支援の取り組みと、ネパールでの緊急支援の事例について詳しくお話をしていただきました。講義後、JICA職員との方々とも交流しました。以下は生徒の感想です。
JICAのプレゼンテーションを聞き参考になる事がたくさんありました。ミャンマーの実際の震災での体験を通した、防災など生々しいく新鮮なものばかりでした。中でも、モニタリングでの応用には、驚きました。自分たちで考えた政策を実行するだけでなく、モニタリングによって実際やってみた人たちの会話や行動結果を観察して、新しい改善策を練っていたからです。海外では防災について、過密化が進み、家と家の間が少なくなったために地震発生時に、的確な状況判断や救助の遅れが生じることを課題としていました。神戸市内でも住宅の間が狭くなったところもあり、海外の問題とリンクさせて考えていきたいと思いました。また、自分たちで話し合った結果、防災訓練などを義務的にやらされているという感覚でしかしていませんでした。そのような気持ちで、防災に備えることは難しいと思うので、楽しく防災訓練ができないかとも考えました。今回のフィールドワークでは参考になる事がたくさんありました。また、それを越す解決策を考えなければならないというプレッシャーもありますが、班の皆んなで協力して頑張りたいと思いました。