令和4年3月7日グローバルリサーチⅡ「下村先生への研究発表・ヒアリング」

メディアリテラシーをテーマに研究している普通科グローバルリサーチ受講生(2年)10班の生徒2名が、白鴎大学経営学部教授の下村健一氏とオンラインでつなぎ、研究発表を行い、発表に対して指導助言を受けた。生徒は本校生徒の批判的思考力の傾向についてアンケート調査を行い、t検定を用いて分析した。その結果、感情的な投稿に流されやすい傾向がやや見られる一方、自らは批判的思考力が身についていると自覚している生徒が多いとう結果を得た。これらについて下村先生からは、アンケート対象者がそもそも批判的思考力についての理解や行動が伴っているのか、リテラシーを具体的に理解する方策をどのように示すのか等についてご教示いただき、生徒も活発に議論できた。今後、生徒は自身の研究をどうやって本校生にわかるよう広めていくのかについて進めていく予定である。

〈生徒の感想〉

今回の下村先生のお話では、とても具体的に今後の方針についてアドバイスしていただいて、とても有意義なものとなりました。今まで行ってきたアンケートの改善点や、アンケート結果についての考察に関しても、ただ単にそれを鵜呑みにするのではなく、別の視点から考えることも重要だということがわかりました。また今回、情報リテラシーや、批判的思考のような抽象的な概念について、具体化して伝える方法についても、知ることができて、今まで、研究内容を伝えきれていなかった私たちの班にとってはとてもよかったです。具体例を用いて、わかりやすく、情報リテラシーの実践を伝えるのは難しいと思うけど、頑張りたいと思いました。

インターネットメディア協会(JIMA)リテラシー担当理事も務められている下村健一さんに私たちの発表を聞いていただくことができました。発表前はとても緊張していましたが、始まってみると非常に易しく丁寧に指導していただき、私たちの研究に様々な道が開けました。これからは今回教わったことをベースにさらに研究を発展させていきたいと思っています。これからの探究活動が非常に楽しみです。

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