創造科学科6期生(1年生)の39名が本校において9月より取り組んできた課題研究の校内発表会を行った。研究期間が限られているなか、神戸大学の大学院生の方のサポートのもとテーマの設定から研究計画を立て、実験、観察、フィールドワークを行い得られた結果を考察しまとめる活動を行ってきた。授業時間だけでなく朝の始業前、放課後や少しの空き時間を利用して熱意をもって研究活動を行ってきた。発表会は研究の結果はもちろん、研究への熱意や思いが詰まったものになっていた。
講評をいただいた神戸大学の谷先生からは、「研究の内容をしっかり理解して発表が行えており、随所に高校生らしい発想や工夫が盛り込まれていた。また、やみくもに研究するのではなくしっかりと仮説を立てその立証のための研究が行えていた。」と評価していただいた。
ー研究テーマー
1班:SAPの吸水量比較実験 ~天然物由来系セルロースを利用した吸水性ポリマーの合成~
2班:彗星の構造再現と観察
3班:気体の第四形態プラズマの変色 ~気体を変えるとどうなるの?~
4班:植物栽培における音との相関関係
5班:薬剤が髪の毛に及ぼす影響 ~髪の毛が傷むってなに?~
6班:環境DNAで身近な河川の生態調査 ~外来種と在来種の相関関係はあるのか?~
7班:コセンタングサの逆さとげと繊維構造の粗さの関係性
8班:DNAを落としただけなのに~環境DNAでカワバタモロコを探し出す~