創造科学科5期生(2年生)の理系(31名)が創造応用ISの授業で、分野ごとの6回目の探究活動を行った。
数学分野では、自分たちの研究テーマについて、具体的にどのように統計をとるか、データをどのようにまとめていくのか検討を行った。これまでの大学の先生による統計学の講義で得た知識や技法をどのように活用して研究を進めるかを考えた。
物理分野では、作製した模擬的な部屋の中で線香の煙を使って空気がどのように対流するのかを実験で確認した。実験方法や条件の設定を細かく検討し、実験の精密度を上げていく。パラシュートの制作においては、縮小版の模型を使っての実験を行った。
化学分野では、作製した磁性流体を食品保存にいかせるかを確認するための実験方法を検討した。食品に生えるカビを抑制するという観点から評価できないかを考え、具体的な実験方法を考えるとともに、磁性流体を大量作製にも取り組んだ。
生物分野では、野菜に吸収された後の水がどのように変化するのかを調べるために様々なpH指示薬を用いて植物の体内の水のpHの変化を測定するための実験を行った。短時間では変化が見られず、色の変化を明確にするための条件を検討した。
都市工学分野では、実際のデジタルマップを用いて、検証地域においてコンビニがどのように配置されているのかを調べた。そこから読み取った情報をもとに今後、その地域に適した配置を考えていく。