令和2年9月9日創造応用ⅠS「探究活動3回目」

<物理> 本校において、大阪大学小田原先生、下田先生、大学院生木村さん、とZoomをつなぎ、お互いに自己紹介をした後、前回までに考えたテーマに関して生徒から説明し、それぞれのテーマに対して助言をいただいた。各テーマを考察する際の物理的な視点に関するアドバイスに加え、高校生の課題研究として取り組めそうなものなのか、どのような発展性が考えられるのかといった点について意見をいただき、その上で議論を行った。この日の話し合いの中では、テーマを決定することはせず、テーマ案をさらに具体的、詳細に検討することを次回までの課題とした。

<化学> 化学の探究活動3回目は、今年もご指導いただく神戸大学大堺先生とオンラインで指導していただいた。まず初めに蛍光についての講義をしていただいた後、事前に準備した質問に答えていただき、蛍光物質の明るさを測定する方法や今後の調査方法についてアドバイスいただいた。次回はブラックライトで紫外線を物質に照射して蛍光の様子を写真に撮り、色を比較してみることになった。

<生物> 生物の探究活動3回目は、今年もご指導いただく神戸大学洲崎先生とオンラインで指導していただいた。まず洲崎先生からユーグレナを用いて植物のさまざまな生態を調査していく例をわかりやすく説明していただき、後半は生徒たちが議論する中で出てきた疑問や質問を洲崎先生に伝え、アドバイスいただいた。次回はテーマをもう少し絞っていくことになった。

<数学>本日は神戸大学の稲葉先生にオンラインにて「検定の最適性」をテーマに講義をしていただきました。検定を行う際、棄却域をどのように設定すればいいかをサイコロやコインを例にとり、演習を行いました。 また、個別で研究したいテーマの相談も行いました。

<観光データ>3回目は、テーマ設定のための調べ学習を行った。今回は、観光予報DSとプラットフォームが使えるようになったため、それの使用感を確認した。データをグラフや地図を使った図で可視化することができるので、いろいろなサイトで検索し、自分で集計する手間が省けるので、効果的に使えた。また、テーマについては、オリンピックを取り上げ、観光客の増減について検討するという方向性に決まった。プラットフォームを活用しながら、3人で研究テーマについて議論を進めた。 今後は、テーマに関する、現状や背景について検討する。

<都市工学> 都市工学の探究活動3回目は、主にテーマ設定のために議論を費やした。都市空間の中での音と人を結びつけたいということ話から、最終的に駅の構内等で流れる視覚障碍者支援のために設置されている“盲導鈴”をテーマに研究を進めることに決まった。どの駅を調べるか、どのような調査が必要かなど、次回の授業で考えねばならないことを少しだけ洗い出して、今回の授業を終えた。

以下写真。左上から順に 、物理①、物理②、化学、生物①、生物②、数学、観光、都市工学①、都市工学②

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