本校講堂において、普通科グローバルリサーチ受講者(1年)と創造科学科5期生(1年)を対象に、神戸市外国語大学教授の野村和宏氏をお招きし講義を行って頂いた。内容は辞書を引く意味やプレゼンテーションの技法、スピーチをする上での注意点などについて、オールイングリッシュで講義をして頂いた。また、講義の合間に即興スピーチの実践やグループワークも行った。なお、感染予防をしながらの英会話レッスンをするために、今回はマウスシールドを着用をして授業を実施した。
〈生徒感想〉
英語を話すには、スポーツと同じように準備運動が必要だということが、当たり前だけどわかっていなかった。また、自分の発表を聞いてもらうためには、まず自分が聴衆に語りかけるように、顔を上げて話すことが大事になるのだとわかった。自分ではやっているつもりでも、あまり出来ていなかったのだと気づいたので、さらに意識して伝わるようにしていきたい。
先生が中学3年生の頃に、万博に1人で出かけて多くの外国人の方と喋ったと聞き驚いた。これを聞いたときに、やはりネイティブの方と直接喋ることが大切であるかを再確認した気がした。だからこれから積極的にALTの先生と会話をしたり、外国の方と話す機会を自ら作っていきたいと思った。
英語は文法やルールを学ぶだけではなくて、何回も何回も使うことが大切で、今の自分はインプットしかできてないのでもっとアウトプットするようにしたい。また、毎日英語に触れることが大切なので、教えてもらった朝練特訓メニューを活用するようにしたいと思う。
一番印象に残っているのは、良いスピーチやプレゼンはアドリブのように見えるものだということです。たくさん準備をして発表内容を自分のものにすることで自信がつき、自然に話すことが出来たらそれが理想だと思う。聞き手の反応を見ながら話したり、表情やジェスチャーを交えながら話すことで聞き手側は語りかけられているように感じる。それがアドリブのように見えるということだと思います。大勢の前で話すときも、ただ用意したものを読み上げるだけでなく、聞き手がいることを意識して話したいです。
辞書の話はとても興味深かったです。「言葉」という単純そうで複雑なことについて調べることも将来、楽しそうだなと思いました。中学の頃から人前で話したりする機会は多かったのですが、ただ話すだけでなく伝えることが大切なのだと改めて気づきました。人前に立つと緊張してしまいますが、準備と練習を繰り返し、自分のものにすることで相手により良く伝えることが出来るのだと実感しました。