本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科5期生(1年)のB班の生徒(出席番号後半)が6限目に創造基礎A、7限目に創造基礎Bの授業を実施した。 まず6限の創造基礎Aでは、「わたしたちのこれまで/いま/これからの学びの探究」をテーマに、各自のSWOT分析(S:強み/W:弱み/O:機会/T:脅威)をして、創造基礎で学びたいことや伸ばしたい力について考えた。「機会」のヒントとして、グローカル型学習やSTEAM教育について本校教員より説明を受けた。
続いて、7限の創造基礎Bでは、B班と、自宅学習のA班(出席番号前半)の生徒、自宅学習の創造科学科4期生(2年)をオンラインで結び、オンライン会議ツールzoomを使って「新入生オリエンテーション」を実施した。はじめに、自己紹介を含めてアイスブレイクを行い、4期生の生徒より、創造科学科1年の授業(創造基礎A、創造基礎B、RRE、課題研究)について説明を聞いた。2か月の休校を得て、いよいよ学校設定教科「創造」がはじまります。
〈生徒感想〉
失敗を恐れないことが大切ということが印象に残っている。RRE の活動でとにかく話すことが大切であると聞き、積極的に交流に参加し留学生と話す機会を作りたいと思った。その他の活動においても主体的に活動することが大切と教わったので、これからのこれからの活動でそれらのことを意識していきたい。
「みんなちがって、みんないい」ではなくて「みんなちがって、どうしよう」という言葉が印象に残っている。理由は、確かにそうだなと納得したからだ。価値観の違いを認めるだけでなく、どうやって自己主張をするかを考えることが大切なのだなと思った。
自主性を持って言われたことをやるだけでなく主体性も持って自ら模索して行く人間になる必要があるという話です。今のこのパンデミックの状況下ということもあってこういった人が求められるということに納得しました。要請に従うだけでなく、コロナがどういうものか調べる人が求められていると感じたからです。今後私たちが生きて行く中でまたこのような状況になるかもしれません。その時は発信されたことを実行するのではなく、自分が発信する側になれるようになっていきたいです。そのために日々疑問をもち、情報を取捨選別しながら答えを探していこうと思いました。
「やることは同じでも、その人の取り組む姿勢によって持つ意味は大きく変わる」という言葉に感銘を受けました。今までにも、ただ与えらたことをやるだけなのと、意欲的に取り組むのとでは、明らかな差になると感じたことはありました。創造の授業でも肝に銘じて、人一倍周りから吸収していきたいです。
「全く将来が予測できない。自分たちで創るしかない」と言ったところの話が自分たちの置かれている状況や今から何をして行くべきかなど、高校生活含め長い目で見て重要だと思い、印象に残っています。