令和2年2月15日「実践研究福井ラウンドテーブル」

福井大学において、創造科学科4期生(1年)2名が、福井大学教職大学院主催「実践研究福井ラウンドテーブル」に参加した。今回は「社会・世界に開かれた教育課程の中で私たちは何を学びどのような力を伸ばすのか」というテーマで福井県内外の中高生約50名が集まった。本校生徒はポスターセッションにおいて発表し、ディスカッションにも積極的に参加した。

Session Ⅰ TALK, TALK and TALK with Guest Students

Session Ⅱ STUDENTS DD(Dialogue & Discussion)

Session Ⅲ PANEL DISCUSSION & REPORTING FROM THE SCENE

〈生徒感想〉

ラウンドテーブルに参加して最初のプログラム、Talk, talk and talk。雛壇に学生が並び、フリートークをするいわばアメトークのような形態だったのだが、ここで素直に感じられた事がこの活動最大の「気付き」だった。雛壇で話す人が自分の探求の話をするとき、皆目が爛々と煌めいていて、椅子から腰を浮かさんばかりの勢いだった。誰一人として臆さず、鋭い質問にも切り返していた。活動の内容では創造も引けを取らないものがあると思うが、私はその場で得体の知れない差を感じてしまった。それは相手が中学生であろうと、歳上であろうと変わらなかった。原因はなにか。それは、自分の活動への熱だと思う。こういう人達は、活動に誇りを持って、また心底楽しんでいると感じた。そもそもの活動をカリキュラム外で行う生徒も少なくなかった。この活動では、特に探究活動への姿勢を再確認することが出来た。創造応用ⅠLでは自分の打ち込めるテーマを選び、誇れる探究をしたい。

今回の実践研究福井ラウンドテーブルで私は様々なことを感じ、考える機会を得ることができた。午前のセッションで、いろいろな生徒が将来について話しているのを聞き、将来の職業を早く決めないと、焦っていた私は、すごく驚かされた。もちろんこの職業につきたいと決まっている人もいたが、そのような枠にとらわれず、こんな人間になりたい、人を助けたいというような、抽象的な夢を描いている人もいて、今から職業に限定せず、広い視野で将来を眺めていこうと思った。午後のセッションでは、自分の探究について説明したり、他の人の探究を聞いたり、これから探求はどのようであるべきかを考えた。そこでは、私たち高校生だけでなく、中学生の探究や、先生方が探究の授業を行う上で大変なことなど、普段は知ることのできないような一面にも触れることができ、とても良い機会になった。

カテゴリー: SGH(学科4期生), 創造科学科4期生   パーマリンク

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