令和元年8月18日 「模擬国連会議灘高練習会」参加

灘高校視聴覚室において、創造科学科3期生(2年生)生徒2名と創造科学科4期生(1年生)2名が、「模擬国連会議灘高練習会」に参加しました。詳細は以下の通りです。本校のほかに灘校、西大和高校、神大附属高校などから30名が参加しました。本校生徒はイタリア、英国、米国、ベトナムの大使として会議に参加した。

【議題】死刑モラトリアム(Moratorium on the use of the death penalty)決議に向けた最終交渉

【議場設定】国連総会第三委員会

【大使】シングルデリゲート

【使用言語】公式/非公式/決議:英/日/英

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〈生徒感想〉

僕は全日に向けて、11月の練習会議でグループのまとめ役的存在のような会議行動をとるために、今回はグループのリーダーとなっている人の会議行動を観察することを目的として参加した。また、これまではできなかったモデでの発言もすることを目指した。これまでの経験と今回の観察を経て感じたのは、リーダーとなるには初動が大切だということである。最初の動議の際に即座に手を挙げ、モデでまず何を話し合いたいのか話す、もしくはそのあとのモデですぐに発言しようとする人が後の会議でも中心となっていた。また、昨年ニューヨークの国際大会に行った人から聞いたのは、事前に会議の進め方などを決めておくのが大切だという事だ。そのため、次の会議では事前に、どの時間になったら何をするのかというのをだいたい決めておき、それに沿ってグループをまとめるような行動をしたいと思う。そしてもう1つ感じたことは、自分の考えと違う国を担当するのは非常に難しいということだ。自分の考えと違うため根気強くリサーチしなければならないし、少し気を抜くと自分の考えに寄っていってしまいそうになる。しかし、新たな考えを得るのは面白いことだと感じた。自分の意見の弱点を知ることが出来、その意見を深めることが出来る。そのような点で非常に有意義な練習会議だった。

初めて模擬国連の練習会に参加した。まったくはじめてで、流れもいまいちわからないままのスタートだった。今日一日の目標としては、まず、模擬国連の流れを理解すること、の人の様子をしっかり観察して、どのように動いているか学ぶこと、受け身にならず自分の意見を発信することの三つだった。他の人の様子を見ていると、うまくまとめている人は、自分の意見をまず明確にして、そのあとにそれだけでなく相手の考えを聞いていた。これは次のときに参考にしようと思った。また、灘の人は、当日のタイムスケジュールをこんな感じで進めたいというのを表にしていて、そこにその時々で気を付けることとか、こんな感じで進めたいというのを詳しくかいていた。今日はformal speechやmoderated caucusのときに挙手して発表することはできなかったが、unmoderated caucusのときに自分の意見をいったり、分からないところがあれば積極的に質問しようとしたが、まだ全然いえていない部分があったり、分からないのに飛ばしてしまった部分等もあったので次はそういうところをなくし、formal speechかmoderated caucusで挙手して発表したいと思った。今日一日、緊張しっぱなしで、かなり頭を使ったので疲れたが、全体的にこの空気や、会議全体を楽しむことができた。これをモチベーションに、書類の作成をまた頑張っていこうと思った。

今日は灘高校での模擬国連の練習会議に参加した。模擬国連は初の試みであり、私はアメリカの大使として「死刑モラトリアム」という議題について話し合った。アメリカは大国で日本と同じく死刑存置国であるため比較的情報収集はしやすかったはずだが、自分のリサーチ不足を痛感した。去年実際に同じ議題で模擬国連に出場された先輩方にリサーチの仕方を伝授していただいたので、全日本模擬国連に出場することになった際は細かいところまでリサーチを進め、堂々と発言できるようになりたい。また今日の会議で目立っていた人は、自国の政策や法律を完璧に把握していたことはもちろん他国や会全体の雰囲気まで把握しており、発言力や伝達力に加え、先を見据える力を持っているなと感じた。発言力などは簡単に身につくものではないが、先を見据える力、つまりタイムマネジメント力は普段の生活から意識すれば自分の武器になると思うので今後の学校生活で身につけていきたい。

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