ベトナム研修 5日目。いよいよ発表会、交流会の当日となった。朝食後すぐにハノイ国家大学自然科学大学附属専科高校を訪問した。
まずは、フィールドワーク・研究について、まとめた成果をそれぞれの班ごとに現地高校生と協力して英語で発表した。
次に、ハノイ国家大学自然科学大学附属専科高校の日本文化クラブの生徒たちが歓迎の踊り(音頭)を披露してくれた。その後、竹を使った遊び(踊り)「ムア・サップ」を一緒にやって楽しんだ。
その後、我々が神戸や学校の紹介を行い、準備してきた折り紙、書道、クイズなどのレクリエーションを楽しんだ。レクリエーションの後には昼食も共にして、仲をより深める機会となった。
名残惜しくも、ハノイの高校生と別れた後、JVSへ向かった。ここは、ベトナム人を日本へ技能実習生として送り出す機関である。ここでは、日本語や日本文化・ルールなどを学び、介護や機械工作の技能訓練を行なっている。
JVSでは実際に行われている日本語の授業に参加させていただいたり、学んでいるベトナム人技能実習生と、やさしい日本語を使った交流を行った。日本語を学んでいる人と日本語でコミュニケーションすることで、普段何気なく使っている日本語に意識を向けることができた。さらに、外国人労働者の問題や日本の伝統文化などの研究を行っている生徒はアンケートに協力をしてもらい、自らの研究に役立てることができた。
交流の後、空港へ向かう前、夕食を食べ、またお土産を買うために、イオンモールへ向かった。
市内での活動を全て終え、ハノイ空港へ移動した。空港にて荷物整理、着替えなどを済ませ、帰国便(深夜便)の出発に備えた。