本校化学実験室において、創造科学科3期生(2年)理系選択者21名を対象に、物理の探究活動を行った。今回は物質の密度について各班で考えた様々な方法を用いて研究を行った。まずは、硬貨やナットの密度を各班で考えた方法で求めた。次に、食塩を用いて密度の大小を求める方法がないかを考え、とまと・じゃがいも・なす・きゅうり・にんじん・大根の密度の大小を考えた。そして最後の課題として氷の密度を求めた。求め方が一通りではなく様々なアプローチがあり、生徒の知識と創造性で非常におもしろい活動となった。
〈生徒感想〉
今回の活動で、インプットよりもアウトプットの方が難しいということが分かった。応用の授業で毎回感じていますが、普段の授業ではインプットばかりでアウトプットする機会を設けることも大切だと感じました。今回、案が浮かんでも自分の中でたぶん無理だと却下してしまっていたが、班員に伝えることによってより良い方法を考えていくことができたと思う。創造の授業で身についてきた今までとは違う物の見方をこれからに活かしていきたい。