関西学院大学神戸三田キャンパスにおいて、創造科学科3期生(1年)の自然科学分野2・3・4・6・7・8班が、関西学院大学理工学部主催「SCI-TECH RESERCH FORUM 2018」に参加し、ポスター発表を行いました。兵庫県内外の高校から課題研究に取り組んでいる生徒が集まり、現時点の研究の概要について説明を行いました。以下は各班の発表タイトルと生徒の感想です。
2班 中村達・河野ゼミ 「ヒメジョオンの酵素活性に関する研究」
3班 邑上ゼミ 「アリの足 ~どの足が必要か~」
4班 中村元・山本ゼミ 「蛍光X線を用いた元素分析 ~今と昔の硬化を比べる~」
6班 速水ゼミ 「ウナギの謎を追え ~環境DNA分析手法を用いて~」
7班 矢井田ゼミ 「身近に生きる植物たち ~植物と土壌の関係~」
8班 中村崇・松田ゼミ 「放射線は物体の成分を紐解くカギ ~身の回りの物・場所~」
<生徒の感想>
私たちは今日の関学リサーチフォーラムの発表を不安が残る状態で行いました。準備期間がほとんどなかったのとポスターに間違いが見つかったため、今日の発表はどきどきでした。発表では大学の教授の方や他学校の先輩方からたくさんの意見を貰うことが出来ました。それらの意見は私たちの実験のこれからに大いに活かせそうでした。また、今回の発表で、質問の仕方ということを学ぶことが出来た気がします。私はいつも学校での講演を質問があるはずなのにそれがなかなかまとまらず、勇気も出なくて結局質問を出来ずじまいで終えてしまうことがよくありました。実際に自分が携わってる研究の質問を受けることで、こうやって質問するのか、とすこし質問の仕方がわかった気がします。またの機会に今日の発表会を終えて、自分たちの発表にはたくさんの問題点があるということに気づくことができました。例えば、グラフの関連性についての説明が不十分であったり、はじめてこの発表を聞くひとに対して分かりにくい説明があったりしました。自分たちがわかっていてもそれをはじめて聞くひとたちに理解してもらえなければ意味がないので、次の発表では、その部分を改善していきたいです。また、教授の方や大学生から頂いたアドバイスはとても重要なものばかりだったので、それも参考にこれから活動していこうと思いました。それを活かしたいです。
初めての校外のポスターセッションに参加した。今日はいい経験になったと思った。発表のとき、事前に要点をまとめて練習したにも関わらず、本番で知らない人を前にすると、言葉がつまってしまった。これは前々からあった課題だ。人前でうまくしゃべれるようになりたい。専門の大人の人から細かいアドバイスはいただいた。おおさわ先生は素人の素朴な疑問が、問題の真相をつかむこともあるとおっしゃった。質問をどうすればよいかわからず、質問することが今後の課題となった。
今回のポスター発表で、私は主に2つのことを意識しました。