平成30年6月17日 GRⅢ ベトナムと長田をつなぐ交流会

神戸市長田区にあるふたば学舎にて、グローバルリサーチⅢ受講者(3年)の7名と創造科学科1期生(3年)1名が企画立案した「ベトナムと長田をつなぐ交流会」を神戸ベトナム人会、長田区役所、神戸市役所の方々と共催で行った。多文化共生について研究しているグローバルリサーチⅡ受講生や茶道部の生徒もスタッフとして加わり、総勢12名で運営を行った。

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留学生の方と地域の方が一緒に浴衣体験や茶道体験、日本の文化体験においてコマや福笑い、けん玉など日本の伝統的な遊びを、ベトナムの文化については留学生の方の歌やダーカウという遊びを楽しんだ。

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最後にベトナム人の方と地域住民の方、本校生が交流会の時間を持ち、お互いを理解するための貴重な時間を過ごした。

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<生徒感想>

6月17日に神戸市長田区のふたば学舎にて「ベトナムと長田をつなぐ会」を行いました。これは私の研究テーマでもある地域住民と外国人住民がどのようにすれば交流できるかということを考え、その結果、一つの具体的な対策として行ったものです。このイベントを開催するために、市や区に提案をしてずっと計画を詰めてきたので上手くいくのか、効果が見られるのか不安でした。イベントの中では文化体験のダーカウを担当しましたが、輪になってダーカウを始めるとベトナムの方が次々と参加し始めたことが印象的でした。またその中で日本人がベトナム人にコツを教えてもらったりしている場面もあり、このような方法で交流を図るやり方に一定の価値を見いだせたと思います。今回のイベントでは基本のコミュニケーションを取るということを主たる目的としましたが、ここからどのようにベトナム人コミュニティの抱える問題の解決に発展させていくかを考えていきたいです。

近年、神戸市に住むベトナム人の数が増加している。そこで、私たちは、「ベトナムと長田をつなぐ交流会」を開催した。3年生の方たちが主体となって、これまで企画して来て、この会を成功させることができて良かった。ベトナム人と交流会となると、言葉が通じるかなど、不安なこともたくさんあった。しかし、ベトナム人の方は、明るく話しかけてもらえ、そんな不安も吹き飛んだ。私は、けん玉の文化体験の担当だったので、地域の方や、ベトナム人の方にけん玉を教えたりアドバイスをしたりした。だが、日本語のアドバイスは、ベトナム人の方に通じないこともあった。それでも、身ぶり手ぶりで伝え、それでけん玉が出来て喜んでいる姿を見ると、とても嬉しかった。また、交流会では、ベトナム人の方が地域住民の 方とも仲良く話していて、この会を企画して来て良かったと思った。この交流会を通して、日本にもたくさんの外国人がいることを改めて実感した。そして、その人たちとの交流の場を設けることは、大切だと思った。この会に参加して、感じたことを今後の研究に生かしていきたい。

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