平成30年5月16日 創造応用ⅠS「生物①」

本校化学教室および講堂において、創造科学科2期生(2年)理系選択者を対象に、生物1回目の探究活動を行った。今回の創造応用の実験では、酵母のはたらきについて(教科書 生物:発酵のしくみ)の理解を深めた。発酵によって発生する二酸化炭素を多く回収する課題であり、呼吸と発酵の違いを確認した後で実験に取りかかった。発酵の基質にはグルコースとマルトースを用意しており、どちらの糖がよく発酵するのか、また、最適温度は何度か等をよく考えて1、3回ほど実験を行った。最後に一番良い結果を残した班の実験手法の追試を全員で行い、全員が同じ結果を得ることができるかを確かめた。似たような結果を得ることはできたが、完全に一致した班はなかった。なぜそのようになったのかを考えてきてもらう宿題を出し、1回目の発酵の実験を終えた。

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<生徒感想>

あきらめが早かったことを反省した。他の班も最初の4分くらいはCO2が発生しなかったところもあるようだったが、私たちは3分くらいで、CO2がでなくなってあきらめてやり直すということを何度もやってしまった。せめて5分だけでも待つべきだった。結果を求めて焦りすぎてしまった。

基礎知識が足りないと思いました。実験以前の問題で、実験内容が理解できていないと考える幅がすごく狭くなってしまうと思います。あと失敗の原因が、あきらめるのが早すぎた、という説があるので効率的にであるのと同時に辛抱強くいる、ということも大事にしたいです。

カテゴリー: SGH(学科2期生), 創造科学科2期生   パーマリンク

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