平成30年3月11日 グローバルリサーチⅡ 実験実習「ベトナムと日本の野菜の機能性評価実験」

兵庫県立大学環境人間学部において、「機能性植物の評価」をテーマに研究をしているグローバルリサーチⅡ受講者(2年)の2班3名が、同大学教授 村上明氏のご指導のもと、ベトナム産と日本産の野菜の機能性評価のための実験を行いました。

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〈生徒の感想〉

日は新鮮材料全体に含まれるポリフェノール含量を測りました。ポリフェノールというのは私たちがよく食べている野菜や果物などに含まれており、活性酸素の働きを抑制する、言わば老化の進行を抑える働きがあります。私たちは日本より日照時間の長さや湿度の高さなどといった厳しい条件下で育成したベトナム産野菜は国内産野菜に比べ、より多くのポリフェノールが含まれていることから、それが環境ストレスによるものか、遺伝によるものかを研究しています。実験過程としては、主に二つあります。第一にフエにてベトナム産野菜を減圧濃縮させたサンプルをメタノールで希釈し、溶液化したサンプルをエバポレーターによって減圧濃縮させたものの空ジュールを測りました。そして、対する国内産野菜のサンプルは既に溶液化したものであったので、減圧濃縮させる段階から行いました。県大にて実験をすることは、もう3度目になるので、比較的落ち着いて実験に取り組め、無事やり遂げることが出来て良かったと思います。私たちの研究班は3月末の発表会に参加するので、良い発表ができるようこれからも頑張りたいです。

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