平成30年2月17日 創造基礎「実践研究福井ラウンドテーブル」

福井大学において、創造科学科2期生(1年)2名が、福井大学教職大学院主催「実践研究福井ラウンドテーブル」に参加しました。はじめにポスターセッションで本校のほかに、奈良や福井の小中高の児童・生徒による発表がおこなわれました。次に交流会では、小・中・高に分かれて、それそれの意見交流を行いました。高校生は「イノベーションを語ろう会」というテーマで、学校教育をよりよいものにするために、どのような授業をデザインし、高校生自身がどうかかわるのかを考えました。

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〈生徒の感想〉

私は今回の福井ラウンドテーブルを通じて多くのことを経験しました。ポスター発表の際には原稿を作らずに臨んだのですが、自分たちで一から考えたこともあったので内容も頭に入っており、はじめて自分の言葉で発表し伝えることができた発表になったと思います。他校の発表では原稿を見て話しているところが多く、難しい言い回しや、普段では使わないような背伸びしている言葉が多く使われていて、内容はとても面白いけれども、しっくりこないように感じることがありました。しかし、ポスターを手書きで作っている学校もあり、普段聞くことのできない小中学校の発表も楽しみながら聞けました。イノベーション語ろう会では3人組で高校2年生の先輩と意見交換や議論をしました。同学年でなく、学校の環境も違う相手と議論することは珍しいことでもあったので、「向こうの学校ではそうなのか!」といった発見も多くありました。多くの人に発表を聞いていただくための工夫や、福井に行って初対面の人ばかりの場所で自分の意見を経験も踏まえて伝えることの大切さを私は学びました。まだ、どれも完全とは言い難いものですので、これからの創造や日常生活を通じてこのような力を伸ばしていきたいと思います。

今日の発表で、まず、成功して良かったです。原稿を作らずに行ったので、見てくれている人の目を見て発表できました。色々な方に褒めていただいて嬉しかったです。ポスターを作るときに、私が実行委員会の時に何を思ってどう行動したかを改めて考え、振り返ることができたので、そこも今回の福井の発表に参加して良かった点の1つでした。その後の交流会で、福井の高校の生徒と神戸の他校生と話して、私が「授業がこうなればいいな」と思っていることをすでにやっていることがあって、驚きました。次に高校の間に身につけたい力をみんなで話し合い、その力をつけるためにどうすればよいかを考えました。意外とみんな、高校の間に付けたい力は似たようなもので、方法も大きく違う訳ではありませんでした。ということは、今の高校生は大体そういうことを望んでいるのだなと思いました。私たちの行動で教育という、大きな仕組みが変わるかもしれないと思うと、少しわくわくしました。今回の私たちの発表のテーマは「やってやります高校生」でしたが、高校生は大きいこともできるのだと感じました。

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