大阪YMCAにおいて、「紛争平和」をテーマに研究している普通科グローバルリサーチⅡ受講生(2年)11班の3名が、「ワンワールドフェスティバル for Youth2017」に参加し、講演プログラム「少年兵から何を学びどう動くか」のなかで、研究発表「子ども兵を増やさないために」を行いました。
イベントについては以下のホームページをご覧ください。
ワン・ワールド・フェスティバル for Youth 〈外部サイト〉
当日、たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。
〈生徒の感想〉
体調不良が続き、下調べは一緒に出来ていましたが、辻さんと西面さんにまとめさせてしまい、すごく申し訳なかったのですが、発表までに3人で練習がきちんとできて、良い発表になったのではないかと思います。授業で他班の発表に質問や指摘をすることに慣れていたので、私はいくつか質問や提案をすることができました。具体的には、元子ども兵の描いたイラストをTシャツにプリントし販売をして、その売り上げを彼らの生活の資金にするというプレゼンテーションに、生産加工を現地で行えるようにして、働く場(居場所)をつくるのはどうかという提案をしました。子ども兵のような解決することが難しいものを、このように、理解して話し合っていくことが大切だなとあらためて感じました。また、テラルネッサンスの方が「普段、このような仕事をしていると頭が固くなってしまい、こういった学生の新鮮な提案はとてもいいヒントになる」とおっしゃっていたように、自分たちのような学生だけでは出来なくとも、大人の方の理解を得ていただければ十分実行可能なんだと知りました。今回の経験は想像以上に本当に楽しくて、大学に行っても、グローバルな問題に取り組んでいきたいなと強く思いました。
正直、最初は面倒くさい、なんでこんなことしなアカンのって思ってたけど、思っていたのとは全然違って、とても良い経験になりました。今回の発表のために、今まで研究していたのとは違う目線で、調べたものを発表しました。立命館宇治高校(立宇治)の人達と一緒にさせていただいて、アドバイスなどもいただき、これからの研究に役立てようと思った。立宇治の人達の中で、コンゴ民主共和国の少年兵という同じテーマにした班の発表が一番印象に残った。また、違うアフリカ地域の国々のことを発表しているところもあって、知れてよかったなと思う。私たちの発表に対する質問が、立宇治の人達から無かったので、少し悲しかったけれど、テラ・ルネッサンスの方からどんどん質問がきて、掘られまくったので、まだまだだなと感じた。“高校生のアイデアは1つのことでいっぱいになってしまう私たちにとって良い刺激になる”ということを、テラ・ルネッサンスの方が言っていたことで、私はやる気がでてきた。今までは、“何のためにしてるんやろう。将来別にこんなことせんし。”などと思っていたけど、これを聞いて、もしかしたら自分の提案したことが叶うかも、と思うとワクワクしてくる。だから、兵庫のグローバルリサーチ(普通科)でのみんなの発表を1人でも多くの人々に聞いてほしいなと強く思った。すっごく良い経験になった1日でした。