平成29年11月22日 創造応用ⅠS 探究活動(9回目)

<数学>
前回までの経験を元にして、各自の研究を進めていきました。記憶をテーマにした実験では実際に他のメンバーに実験に参加してもらうことで新たなデータを集めました。また、野球の球種のカウントをテーマにした研究では、実際にどのようなことを調べたいのかを突き詰めて、目的に合わせたデータの再整理を始めました。山登りと脈拍の関係について調べるテーマと、将棋の戦型についての勝敗を調べるテーマについては、データの数がある程度そろってきたところなので、知りたい情報をどのように分析していくのかの試行錯誤が始まっています。

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<物理>
ダイラタント流体班は、使用しているダイラタント流体と同じ粘性の液体を準備し、それぞれの液体を滴下した際の現象を観察しました。水あめや、小麦粉などを用いた複数の液体を用意し比較実験をすることで、ダイラタント流体とほかの液体で起こる現象の違いを整理し、ダイラタント流体の特性を調べました。砂時計班は、引き続き、データの量を増やす一方、シリカゲルを砂時計と同様に落下させる実験を行いました。シリカゲルとは、乾燥剤として使用される物質で、水分を吸収する性質があります。そのシリカゲルの性質を利用し、徐々に含ませる水分量を増加させ、落下時間にどのような変化が起こるのか、実験を行いました。

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<化学>
化学9回目の探究活動では、塩橋の抵抗が大きいために溶液抵抗が大きくなっているところを改善するため、新たに塩橋を作成するとともに、ペットボトルを用いて抵抗の小さい電池を考え、実際に溶液抵抗が小さく、0.2 Vの起電力が取れることを確認できました。今後は、さらに溶液抵抗を小さくする工夫をしながら、できる限り大きな起電力を得られる泥を見つけ出し、経済的でかつ効率の良い泥電池の作成を目指すことになりました。

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<生物>
本校生物教室において、グリーンヒドラの採食行動を観察、捕食時の触手の反応時間を測定しました。餌となるアルテミアを与えた場合と、アルテミアを与えずにグルタチオン溶液(0, 10, 50, 100, 200 μMの各濃度)中での触手の収縮反応をスマホ顕微鏡で観察、撮影しました。反応時間の数値化と考察は、後日に行うことになりました。

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<都市工学>
本校PC教室で実施。先週入力をし忘れていた、印象評価実験に用いた写真セット11枚に対し、順位付けを被験者にしてもらっていたデータをデジタル化する作業から開始しました。

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カテゴリー: SGH(学科1期生), 創造科学科1期生   パーマリンク

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