長田商店街において、「長田とお弁当にIRODORIを」をテーマに研究をしている創造科学科2期生(1年)社会科学分野5班の生徒5名が、おかずふぁくとりー店長 村上季実子氏に、長田の食材の代表として「ぼっかけ」を用いたたこ焼きを試食していただくために、訪問しました。試食していただいた感想は、つくりやすさを優先し、レトルトのぼっかけを用いてはいるもののまずまずの味だとのことでした。しかしながら屋台などにもあるメニューなので、高校生の視点を盛り込んだ目新しいメニューの方がいいのではないかとアドバイスをいただきました。その場で話し合い、ハンバーガー、ピザ、コッペパンに挟む、から揚げ、タイ焼き、餃子、焼売、おにぎり、その他色々な案がでました。それらについて、一度自分たちで試作してみて、自分たちがいいと思うものを次回持参することとしました。「自分たちなら,何を食べたいか」の視点の大切さを,改めて感じました。
〈生徒の感想〉
村上さんに意見を頂くのは、これで4回目でした。今回は、私たちが試作として作ったぼっかけの入ったたこ焼きを食べてもらって、その感想とアドバイス、また、他の料理にぼっかけを入れるとすればどのようなものがあるか、それを伺いました。たこ焼きは(水船君が家で作って来てくれたのですが)たこの代わりにレトルトのぼっかけを入れたものです。まずこのアイデアについて、新長田の婦人会の方々が作っていらっしゃるという情報を得ました。まだまだ認知度は低いから私たちが広めていく、という方向に持っていくのもいいのですが、やっぱりおかずファクトリーで販売してもらうのであれば見た事のないような目を引く商品がいいはずです。そう思って、「ぼったこ」に絞っていたのを考え直さなければいけないかな、と感じました。そして、村上さんと一緒に他の料理について考えました。具体的な料理名としては、ぎょうざ・しゅうまい・バナナ・肉じゃが・からあげ・たい焼き・クレープ・パイなどです。これから、班員がそれぞれ家でぼっかけの入った料理を作り、それを持ち寄ってどれにするか決めようと思っています。また、学校の家庭科室とかで調理が出来るのであればお願いしたいと考えています。村上さんも、また新しい試作を楽しみにしている、質問もいつでも受け付ける、と言ってくださっているので、早く動ければいいなと思います!