平成29年11月7日 創造基礎B FW「長田区役所訪問」

長田区役所において、「やさしい日本語で外国人にやさしいまちへ」をテーマに研究をしている創造科学科2期生(1年)社会科学分野8班の3名が、ベトナム語案内作成についてのお話を伺いに、訪問しました。作成するにあたった背景や作成までの手順、作成後の効果などの貴重なお話を聞くことができました。また、実際に指さしカードや、ベトナム人向けの記入例等を見せて頂き、今後、実践活動をしていくうえでのヒントを得ることができました。

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〈生徒の感想〉

私たちは、「指差しカード」というものについてお話を聞きたくて、長田区役所市民課の今井さんを伺いました。指差しカードとは、日本語と外国語が1枚の紙に書かれており、こちらが翻訳して喋る代わりに、外国人の方に外国語が書かれたその紙を指さして想いを伝えてもらうものです。指差しカードは、最初の開発に一年かかり、そこから今までに改善を何度か行っているそうです。実際、長田区役所には市内の他の区役所よりも圧倒的にベトナム人の数が多く、そんな外国人の方々へ向けられた工夫が沢山されていました。
例えば、
・できるだけイラストや写真を入れて、わかりやすくする
・左右で日本語と外国語を照らし合わせられるようにする
・日本語自体を「やさしい日本語」にしてから、英語に翻訳する
といったような工夫です。私たちが実際に、銀行などの手続きについてパンフレットを書いたりする時、このフィールドワークで学んだ工夫などを活かしたいと思います。

カテゴリー: SGH(学科2期生), 創造科学科2期生   パーマリンク

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