平成29年11月18日 関西学院大学総合政策学部リサーチ・フェア2017

関西学院大学三田キャンパスにおいて、普通科グローバルリサーチⅡ(2年)9班4名と、創造科学科2期生(1年)社会科学分野2班と8班の8名が、同大学総合政策学部主催「リサーチ・フェア2017」に参加し、大学生や大学院生とともに研究の成果を発表しました。

2年生は「ミャンマーに置き薬を! ~新ビジネスプランの提案~」というテーマで口頭発表し、大学の教授から多くの質問をいただき、議論して研究を深めることができました。1年生は2班の「高校生調査員が創る!『グージー食べ歩きマップ』」と8班の「やさしい日本語で外国人にやさしい神戸のまちへ」いうテーマで口頭発表し、大学教授からテーマ設定や研究の進め方について講評をいただきました。2テーマとも大学生の研究に交じって、堂々と発表しました。8班の生徒は審査委員会特別奨励賞(高校部門優秀賞)を受賞しました。

なお発表会後、関西学院大学総合政策学部の卒業生で銀行員や市会議員、航空機パイロットに就いた方々から大学の学びや就職、仕事についてお話を伺うことができました。

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〈生徒の感想〉

私が今日リサーチフェアに参加させていただいて感じたことは「自分たちは甘かった。」ということです。パワーポイントの作り方も、発表の仕方も、至らないところばかりだったと思います。私たちの班は、班内でしっかりと課題とその解決策、やりたいことを共通して認識しきれていなかったと思います。直前になって色々分かり、焦ることが多かったので、もっと前から緊張感を持って準備しなければならないと感じました。質疑応答では、根本的なところを聞かれたことがあったので、そこをしっかり説明することも大事だと感じました。また、先輩の発表を見て一番印象に残っていることは、根拠がしっかりしているということです。研究動機、提案内容、すべてに具体的な根拠があり、説得力がありました。私たちの班は、やはりHyogoPepperの部分で、「なぜ兵庫区なのか」という質問をされたので、回答でもっとしっかりとした根拠を示さなければならないと思いました。今回、賞を頂けたことは自信とし、先生方からのお言葉や、他の班の発表を見てそれぞれ感じたことを班内で共有し、実践活動がより円滑に進むようにしていきたいと思います。また発表する機会があったら、積極的に参加させていただきたいと思います。

関西学院三田キャンパスでの発表を終えて、学校内で発表するのとは全く違う感覚を味わうことが出来ました。普段の発表ではいただくことのできないアドバイスや、指摘を受け、さらに良い研究にする要素を手に入れられたと思います。また、自分たちで改善していない所、したところの両面から指摘をいただいたので、修正できるところ、内容が足りなかったところを加えていきたいです。そのあとの、講義のようなものでは、将来性のある話や、今の日常でも生かせる内容を聞けたのでよかったです。

今日は今までの研究の総括ということで、私たちの集大成を教授の方々の前で発表しました。緊張しましたが伝えたいことをしっかり話せたと思います。質疑応答のときに受けた質問で一番印象に残っているのは「実際に企業がこのアイデアを採用してビジネスを行うことになったら、ミャンマー人のリスナーに対して同じ説明(プレゼン)をしますか?」というものです。私たちが支援よりもビジネスを重視しているところを鋭く突かれてドキッとしました。確かに自分たちはミャンマーと企業が双方共に利益をもたらされるwin-winの関係を主張してきましたが、どうしても「ビジネスプランとして持続可能」にするために企業の利益を優先しがちでした。それは多少は仕方ないですが、初めてそれを言われてみて気づいたのでまだまだ「高校生の」研究で止まってしまっているんだなぁと痛感しました。しかし「論理展開がしっかりしている」など教授に褒めて頂いたところもあって、すごく自信につながりました。これからの個人論文に活かしていきたいと思います。

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