平成29年11月11日・12日 第11回全日本高校模擬国連大会

東京の国際連合大学において、第11回全日本高校模擬国連大会が開催され、本校創造科学科1期生(2年)の2名が参加しました。本大会は、全国各地から集まった高校生が各校2人1組となり、実際の国連での会議をイメージしながら、各国の大使として熱い議論を交わすというものです。本校生はメキシコ大使を務めました。今回の会議は、「ジェンダー平等」を議題とし、①ジェンダー平等の定義やその理想状態を達成するために求められる行動は何か、②性的弱者に対して行われる暴力の抑止、という2つの論点についての話し合いが行われました。議場では、似た考えを持つ国同士で集まり、各グループ毎に成果文書を残すべく活発な交渉が交わされました。非常に限られた時間内での会議であったので、十分に話し合いを行いきれない部分もありましたが、各参加者が熱心に交渉をしている姿が印象的でした。本校生も積極的に色々なグループと意見交換をし、決議に自分達が考えた文言を残すという成果もあげました。

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〈生徒の感想〉

今回は前回の灘高校での練習会とは違い全日本でしかも二日間というとても大きな規模での模擬国連でした。私達のペアは最終的に提出される決議に事前に作成した4つの文言のうちどれかを入れ込むことを目標としていました。本番では文言を4つとも入れることに成功したのですが、その決議には反対した国が多く、議場の全ての国に大きな影響を与える事ができなかったのは惜しく思います。ただそれでも模擬国連を通して得たものは本当に多く、準備も含めた半年間は忙しさこそありましたが成長を実感できるとても貴重な期間だったと思います。ぜひ後輩達も積極的にチャレンジし、どんどん成長していって貰いたいです。また今回私達は準備段階での提出書類が毎回期限ギリギリで仕上がりが雑になってしまうことが多く、それも心残りになってしまいました。何事にも余裕を持ち行動することの大切さも今回の模擬国連で学んだことの一つだと思います。模擬国連を通した様々な活動は誇張無しで自分の人生を変える程の濃さがありました。半年前私を模擬国連に誘ってくれた東崎さんや支えてくれた周りの人に感謝し、これからもこの経験を無駄にしないよう頑張りたいです。

カテゴリー: SGH(学科1期生), 創造科学科1期生   パーマリンク

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