「置き薬ビジネス」を研究しているグローバルリサーチⅡ受講生(2年生)9班の2名が西宮市に本社がある布亀株式会社を訪問しました。置き薬ビジネスのお話をお聴きした後、こちらから配置する薬の話や営業所における人員配置等、ビジネスが成り立つために重要な要素に関する質問に答えていただきました。実際の薬箱や営業の方が持ち運んでいる薬等も見せていただきました。高校生ビジネスグランプリのビジネスプランシート作成に向けて大変有意義なフィールドワークとなりました。
<生徒の感想>
初めての企業訪問で最初は緊張していたが、だんだんと聞きたいことを伺えて、とても有意義な時間となった。 話を聞けば聞く程、実際にビジネスとして行うにはいかに課題が多いのか分かり、持続可能な体制で利益を生み続ける難しさを痛感した。ミャンマーでは村単位に薬箱を設置するので日本とは違った配置薬の制度を考えなくてはならない等、問題は山積みだが一方で、対面で直接売り込めるというメリットがあることも知れた。私は配置薬しか販売を考えていなかったが、このメリットを活かしてミャンマーの人々のニーズにあった商品も売り出すことで利益を拡大したい。今回知れたことを考慮したうえで、より実現可能なビジネスプラン作成に向けて努めたい。
ビジネスコンテストに応募するにあたって布亀でフィールドワークが出来たことはおおきな収穫になりました。置薬の仕組みについて、詳しく知ることができ、私たちの疑問点も解決しました。もしミャンマーの農村部の村に置薬を置くとしたら薬の輸送や管理、金額設定、継続性など考えるべきことが山積みでしたがどうやって考えていくべきか、たくさんのヒントをいただけたように思います。これからは、まずミャンマーのニーズや、どのようなものがどれぐらいの値段であれば買って貰えるのかについて調査していきたいと思います。持続可能で、ビジネスとして成り立つような良い仕組みになるよう考えていきたいです。