平成29年8月26日 グローバルリサーチⅡ FW「アジア友の会訪問」

アジア協会アジア友の会(JAFS)事務所において、「フィリピンにおける教育」をテーマに研究をしているグローバルリサーチⅡ受講者(2年)6班の生徒2名が、同会海外プロジェクト担当の横山浩平氏からお話を伺いました。昨年度もグローバルリサーチの生徒を受け入れていただきましたが、今回は先輩の研究を引き継いで進めています。生徒の研究報告および質問に対して横山氏は丁寧に指導をしていただきました。

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〈生徒の感想〉

今日の訪問で、フィリピンでの教育について深く知ることができた。フィールドワークに行けず、浅はかだった内容を詳しく知れてよかったと思う。自分たちが今後調べていくべきことは何かが明確になった。現地の人の目線で支援をしているからこそわかる事情や、意見などを伺って、自分たちがこれまでは支援者の目線でしか考えていないことに気づいた。印象に残ったのは、たくさんあるが、大人の意識が、子供の意識を向けさせるのだということだ。他の途上国も同じように、指導者の所得や意識の低下、親の教育の必要性の認識の欠けが起きていると思うので、そのようなところをどう解決していくか、考えていきたいと思った。改めて発展途上国支援の難しさを感じた時間となった。今回の内容を通してもう一度自分たちの研究を見直し、さらに深めたい。

今回のフィールドワークは、自分にとっても、また班としても貴重な時間になった。研究の成果を発表するとても良い機会だったと思う。なかでも印象的だったのが、「教育格差を何のために是正するのか」というお話である。教育の向上が、都市部への人口流出につながるというのは正直盲点だった。支援を進めていく上で、目的と目標を見失わないようにしなければならないという意見もいただき、これからの研究にしっかりと反映させていけるように頑張っていかなければと感じた。

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