平成29年3月19日 創造応用Ⅰ「SGH甲子園」

関西学院大学西宮上ヶ原キャンパスにおいて、本校未来創造コース2期生(2年)の生徒7名が、関西学院大学・大阪大学・大阪教育大学主催の「SGH甲子園」に参加し、創造応用Ⅰで取り組んだ課題研究について、ポスター発表を行いました。

発表タイトルは以下のとおりです。

「ベトナムに進出する日本企業における労使関係改善への考察」

「これからの日中間での交流と関係構築のあり方 ~両国のメディアと世論の改善について~」

「ベトナム農村部における薬剤耐性へのリスクマネジメント」

「長田区片山町1丁目の防災意識―地域に密着した防災マップ作りー」

「ゼロ円電池作ってみた」

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〈生徒の感想〉

今回SGH甲子園に参加して思ったことは、伝え方が重要だということです。これを特に感じたのはポスター発表の最優秀賞に選ばれた高校と英語プレゼンテーションの最優秀賞の秋田県立秋田南高校を見た時でした。ポスターの高校は題名が興味を沸かせるものでこれも来てもらうための伝え方だと感じました。プレゼンテーションの秋田南高校はステージを広く使い、ジェスチャーを交え、英語がわからないところでもある程度想像して理解することができました。自分の発表は題名も堅苦しく、発表の仕方もいたって普通であったので今後発表する機会があればこれらの学校の発表を見習って伝え方を意識して取り組みたいと思います。

全国からとても多くの人が発表をしに来ていました。その中で発表することで学ぶことは沢山ありました。 例えば、身振り手振りを使ってオーディエンスにわかってもらおうとすることという姿勢は大切だということです。実際、手振りを使ってみると、今までよりもオーディエンスが理解してくれました。理解してくれたので、質問も多く、いい循環になりました。また、英語のプレゼンの最優秀賞の発表では、大きく身振りを使い、とても分かりやすかったです! 今回学んだ事を生かして、大学での発表や仕事でのプレゼンに生かしていきたいと思っています!

今回、今までたくさん研究をして学んできた成果を発揮することができたと思います。そして、全国の高校生と発表しあうことで、さらに成長できたように感じます。今までは、発表のあとに質問をされてうまく答えられないのが嫌で、質問をされるまいと考えていましたが、今回は質問をされると、私たちの発表を聞いている人が、興味を持ってくれてると感じ嬉しく思いました。私たちの研究を支えて下さった先生方、大学の先生、本当にありがとうございました。

ポスター発表にはうまく言いたいことがまとめられなかったことから、一抹の不安を覚えつつ挑みましたが、やはり早口かつ難解な言葉を使っているため分かりにくいという指摘をいただきました。また研究に深く関わる心理学に関する意見もいただきました。集団的な心理を利用した情報だけに踊らされることなく、しっかりとした裏付けを取り、論証するという基本的なことが大事だと改めて分かりました。

今回の発表は、全体的に多くの方に見ていただくことができました。褒めていただいて嬉しいこともありましたが、その反面厳しい助言をいただくこともありました。しかしそこで改めて考え直さなければならないところが、明確にわかってきたので、参加できてよかったなと思いました。他のポスターを見る時にも、様々な分野の知識を深めることができてよかったです。私たちは入賞できず、少し悔しかったですが、競争するならではの緊張感も味わったので、いい経験になったと思いました。

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