平成28年7月22日(金)~7月30日(土)
西オーストラリア州パース
7月22日(金)
この度の西オーストラリア大学語学研修には、兵庫県内の高校11校から約70人の高校生が集まり、赤穂高校からは1年生の6人が参加しました。
朝6時、姫路駅。これから関西国際空港に向かいます。シンガポール着。パースまであともう少しです。
7月23日(土)
飛行機は深夜に到着し、昨夜は空港近くのホテルに宿泊しました。外に出ると、朝から虹が。なんだか幸先良いですね♪
そしていよいよオーストラリア生活の始まりです!Caversham Wildlife Park ではカンガルーにえさをあげたり、コアラに触ってみたりと、オーストラリアの動物たちと触れ合うことができました。
兵庫文化交流センターを訪問。センターに来ている方々と英会話をしました。ドキドキしたけれど、英語が伝わるとやっぱりうれしい!
その後、ホストファミリーと初対面。どんなお家かな~、ちゃんとコミュニケーションとれるかな~。不安でいっぱいの帰宅でした。明日は一日ホストファミリーと過ごします!
7月25日(月)
学校初日。いよいよ授業がスタートです。西オーストラリア大学附属英語教育機関(UWA Center for English Language Teaching:CELT)でこれから勉強します。重厚で趣のある校舎はまるで映画に出てきそう。6人全員、ホームステイ先から元気に登校してきました!今日もたくさん英語を使うぞ!
7月26日(火)
学校二日目。クラスは全部で5クラスあり、色んな高校がミックスになっています。徐々にお互い打ち解けてきました。今日はクラスごとに郊外研修があり、キングスパークという見晴らしの良い公園へ行きました。ここでは西オーストラリアにしか生息していない貴重な植物が保護されており、施設ガイドの方の説明を受けながら園内を散策しました。どれもこれも、日本では見たことのないような不思議な木や草花ばかり。またこの公園はアボリジニーの人々にとって大切な場所となっているそうで、アボリジニー文化についても理解を深めました。
7月27日(水)
学校三日目。英語のスピーキング・リスニングにもだんだん慣れてきましたね。今日は今までの学習のまとめです。オーストラリアの動物をテーマに、一人ひとり発表しました。き、緊張した~。
授業終了後、UWAのメインキャンパスに移動し、学生や職員の方に英語でインタビューするという企画に取り組みました。パースのおすすめスポット、何か知っている日本語、といった項目について質問して、皆、分かるまで丁寧に答えてくれました。
7月28日(木)
修了式です。Matthew主任と担当の先生から修了証と記念品をいただきました。先生方は優しく丁寧に教えてくださり、時間を忘れるくらい楽しい充実した授業でした。
午後はパース市内散策。明日はもう飛行機でパースを離れることになるので、家族や友人たちにお土産をたくさん買いました。パースの街並みはどこを見てもおしゃれで、歩いているだけで楽しくなってきます。
7月29日(金)
帰国の日。ホストファミリーともお別れです。朝は学校まで荷物を積んで送ってくれました。日本とは違う生活習慣や食事に戸惑うこともあったけれど、お互いの話をしたり一緒に遊んだりして、海外にいながらも家族の温かさを感じながら過ごすことができました。寂しいなぁ…。
港町のフリーマントルへ移動。Rottnest Express社でマーケティングを担当されているKenny Terasawa様の講義を拝聴しました。海外と関わる仕事、英語を使った仕事に関心を持っている生徒も多く、皆熱心に耳を傾けていました。学校の勉強を大切にすること、他国の若者の勢いに負けないよう、日本・海外の情報にアンテナを張っておくことなど、高校生の今大切にするべきことについてもアドバイスしていただきました。
その後は1時間程度、昼食もかねてフリーマントル市内を散策。パースを最後まで満喫します!
もう少しオーストラリアにいたかったなぁと後ろ髪を引かれつつ、パース空港を出発。
この9日間で、日本ではできない貴重な体験をたくさん得ることができました。自分の力で何とかしなければならない場面をいくつもくぐりぬけながら、6人全員が、出発前よりもずいぶん頼もしい顔つきになっているなという印象を受けました。
7月30日(土)
シンガポールを深夜1時半に飛び立ち、飛行機の中で一夜を過ごしました。あまりゆっくりは休めませんでしたね…。朝になり窓の外に懐かしい海が広がっているのを見ると、日本に帰ってきたのだなと実感がわいてきました。朝9時、関西国際空港に無事到着。
研修中は大きな事故もなく、規則正しく行動することができました。お世話になったたくさんの方々に対する感謝の心を忘れず、パースで学んだことをこれからの生活に活かしていってくださいね。 ただいま~!