授業風景

STEAMキッズフェス

日時:9月26日(土)13:00~15:30

 本校で小学生を対象にした豊高STEAMキッズフェスを実施しました。このイベントは、小学生にSTEAM教育の柱となるプログラミング的思考の一端に触れてもらうことが目的です。雨天にも関わらず、たくさんの子ども達が集まり、参加人数は約80人を記録しました。

 実施したコーナーは「ロボットプログラミング」「ちりめんモンスターを探せ」「化学実験」「ドローン操縦」「人型ロボットとの交流」です。

 ロボットプログラミングでは、コンピューターを内蔵したレゴを使って、プログラムで動きを操作しました。

 「ちりめんモンスターを探せ」では、ちりめんじゃこに混ざった様々な生き物を分類し、化学実験では、プラスチックのプレートに絵を描き、加熱することでアクセサリーを製作しました。

 人型ロボットとの交流では、動きをプログラミングされたロボットに触れ合い、じゃんけんやダンスを体験しました。

 子ども達は、スタッフの高校生から指導を受けつつ、興奮しながらも真剣な様子で各実験に挑戦してくれました。人型ロボットとコミュニケーションをとったり、ドローンを操縦したりと、普段はできない経験に声を上げて楽しんでくれていました。

 また、スタッフとして運営に協力してくれた本校の生徒たちも、無邪気な子ども達に対して柔軟に対応してくれました。ありがとうございました。

当日の様子が神戸新聞に掲載されました。

(URL:https://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/202009/0013735434.shtml

探究Ⅰ 基調講演

日時:9月18日(金)6校時

会場:和魂百年館

 普通科1年生を対象に、ピースライフジャパン代表の今井秀司氏をお招きして、「実例から考える探究授業の意味」と題して、探究Ⅰのテーマの一つである「未来からの挑戦状」の活動の、取り組みの姿勢や、アイディアの出し方等、探究活動の核になる部分のお話しをしていただきました。

 講演の中で、今井氏の携わった「絵本屋.com」や「コウノトリ米」での成功例を挙げられ、探究活動には、「解決力」「実現力」「継続力」が必要である。絵にかいた餅にならないようにすることが大切であり評価されるアイディアには必ず、それを成立させるための理論や根拠があると述べられていました。

 ブレーンストーミング、グループ&フォーカス、オズボーンのチェックリストなど、具体的なアイディアをまとめる方法や、PREP論法というポスター発表や口頭発表で使えるテクニックを教えていただきました。これらの方法を用いて、探究活動を深めてほしいです。生徒たちに期待しています。

 地元で活躍されている方から実例を交えて、探究活動で必要なアイディアの出し方について、勉強なることが非常に多く、その後の「未来からの挑戦状」の取り組みへとつながる有意義なものとなりました。

探究Ⅰ 市長講話

日時:9月16日(金)6校時

会場:和魂百年館

 2学期に入り、普通科1年生は総合的な探究の時間「未来からの挑戦状」が始まりました。

「未来からの挑戦状」とは、1年生普通科対象に豊岡市の協力を仰ぎ、但馬内の企業やコーディネーターを講師として招き、豊岡市が抱えている地域課題10テーマの提示を受け、生徒たちがその解決に向けて協働探究するものです。

 本日は中貝豊岡市長自ら豊岡市の現状と市長が目指している豊岡市の姿についての講演をいただきました。現在開催中の豊岡演劇祭での新しい試みや、国際観光芸術専門職大学(仮称)の可能性と期待、多くの人が来てみたくなる、住みたくなる町づくりを示してくださいました。

 講話の中で、「コロナ禍で、『密』が価値を失い、『疎』の価値が回復してきた。『疎』の非効率さはテクノロジーでカバーする」という市長の言葉が印象的でした。また「演劇的手法とは、コミュニケーションに必要な、『共感力』と『表現力』が身に付く方法であり、小・中学校で演劇の授業を取り入れている。是非高校でも取り入れて欲しい」と述べられていました。

 講演後には、各クラスから選ばれたパネラーが、市長とパネルディスカッションを行い、講演の疑問や、専門職大学への期待を直接市長と議論しました。「専門職大学に留学が必要ではないか?」という質問が出ると、市長からは「もちろん必要であるが、豊岡から海外へ留学することも必要である。また、海外からも講師を招きたい。」という回答を得ました。また、「コロナが収まったら、やりたいことは何か?」という質問については、「今、インバウンド関係が全て止まっているので、コロナが収まれば、一気に進めていきたい。」とも述べられていました。観光や、演劇、新大学への期待など、豊岡市の明るい未来を提示していただきました。

 地元の市長と語り合うことで、新たな視点や地域に対して興味が湧き、その後の「未来からの挑戦状」における自らの課題発見へと繋がる有意義なものとなりました。

STEAM教育講演会

日時:9月11日(金)5・6校時

会場:和魂百年館

 本校は、本年度から3年間、兵庫県よりSTEAM教育実践モデル校に指定されました。その実践プログラムの一環で、県教育委員の牧村実先生に「テクノロジーで切り拓く未来~困難を乗り越え、頂点を目指した挑戦~」という演目で、1・2年理数科の生徒を対象に、講演をして頂きました。

 講演では、川崎重工業株式会社のこれまでの取り組みを紹介していただきました。その中で、生徒にとっても身近な話題でもあり豊岡に関わりの深いドクターヘリの製造についても触れられました。

 また、①将来を見通す、②それを実現するために、何をするべきか考える、③目標達成に向けて責任感を持ってアクションを起こす、④様々な経験を積み、難しい課題にも即時に対応、の4点が目標達成に大切だと述べられました。そして、与えられた「例題」を解くのではなく、自ら「例題」を創れる人財になって欲しいと述べられていたことが非常に印象に残っています。

 興味や探究心を喚起された生徒たちから活発な質問が出て、時間の都合上制限せざるを得ない状況でした。

 今回の講演を通して、生徒たちには、自ら「例題」を創れる人物になって欲しいものです。

探究Ⅱ ダンスワークショップ

日時:9月10日(木)6校時

会場:体育館

 2年生の探究Ⅱの活動の一環で、神河町在住のダンサー京極朋彦先生と伊藤歌織先生をお招きして、ワークショップをしていただきました。初めは、生徒たちも緊張していましたが、ワークショップが進むにつれ、楽しそうな笑顔があふれていました。

 相手に伝えるという視点で肉体を動かすと単なる側転の動きが微分され、一つ一つの筋肉の動きが自己主張を始めます。

 ワークショップ後に、インタビューの時間もいただき、生徒たちも熱心にインタビューしていました。

 京極先生から生徒たちへ「動きに名前をつけると、小さい子どもたちにも分かりやすくなる」など、コミュニケーションに関するアドバイスを多くいただきました。

 今回のワークショップの内容がポスター発表のときに、どのように活かされるのか楽しみです。京極朋彦先生、伊藤歌織先生、ありがとうございました。

【探究ⅠにおけるSTEAM教育の実践】

本年度から豊岡高校は3年間のSTEAM教育の研究指定校となりました。

STEAM教育とは
S(Science:科学)
T(Technology:技術)
E(Engineering:工学) ※兵庫県においては(English:英語)も重視
A(Arts:芸術またはリベラルアーツ)
M(Mathematics:数学)
を統合する教育です。

普通科1年生「探究Ⅰ」の授業ではSTEAM教育を通じて、生徒たちに課題解決力とコミュニケーション能力を身につけることを目指しています。
1年生はこれまでの授業の中でインタビューゲームを行い、多元的な自己理解能力や表現力を培ってきました。
今回は、6月29日から7月2日の4日間にかけて平田オリザ主宰の劇団「青年団」の劇団員を招き、1クラス2時間連続で授業を行いました。そこでは、主にA(Arts:芸術またはリベラルアーツ)に注目して、演劇的手法を用いたコミュニケーション能力、さらに課題解決力の育成を目指しました。
生徒は豊岡をPRするCMを考案するという課題に挑戦し、友達と協働してストーリーを模索し、発表においては、恥ずかしそうにしながらも、各自が役になりきって効果的な工夫を凝らしたCMを完成させていました。