STEAMⅠ特別講義「三角比と測量」

講師:株)川嶋建設 松本英利氏

令和8年10月19日(月)午後に行われたSTEAMⅠ特別講義では、川嶋建設の松本氏を講師としてお迎えし、三角比を用いた測量について学んだ。講義では、体育館内に模擬的に設置された川幅や高さを測定する課題に取り組んだ。

 測量に使用できるものは、分度器、糸、ストロー、クリップ、メジャー、そしてタブレットの計算機機能のみであった。限られた道具の中で、三角比や角度の考え方を活用しながら測量を行い、測量技術の基礎を体験することができた。

生徒は9班に分かれて活動し、それぞれが工夫しながら測定を行った。教室では、与えられた数値と三角比を使って、造作なく距離を計算していた問題が、いざ自分でゼロから考えて距離を出すとなると、何をどう測るか?戸惑いから始まった。少し時間はかかったが、多くの班が実際の値に近い結果を導き出すことができた。今回の活動を通して、数学で学ぶ知識が実社会でどのように活用されているのかを実感するとともに、仲間と協力して課題を解決することの大切さを学んだ。

 また、体育館に最新鋭の機械を設置していただき、リアルタイムにレーザーで捉えた体育館内のデータを見せていただいた。写真のように立体を描き出せるほどの点の集合のデータであり、それを駆使して距離や高さも瞬時に知ることができるという、現在の技術に驚いた。さらに、普段何気なく目にしている橋や道路などの建設物が、正確な測量によって支えられていることを理解し、建設業や土木技術への関心を深める貴重な機会となった。

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