今年度からの新たな挑戦として、西宮青年会議所とコラボし、特色選抜入学生の探究学習を企画実施することになりました。5月7日の第1回目には西宮青年会議所第74代理事長の熊谷悟様、青少年委員長の鈴木奨様他、8名の皆様にご協力をいただきました。
青年会議所は、より良い社会づくりを目指し、ボランティアや行政改革等の社会的課題に積極的に取り組んでいる団体です。20歳・30歳代が中心で個人経営、サラリーマンなど立場は様々ですが、西宮市をより良い町にしたいという高い志で活動を行っておられます。北高生には、「こうした先輩たちが身近な地域にいる」ということを知ってほしい。そして地域のことを当事者意識で考え、課題を掬い上げて解決しようとする青年会議所の皆さんの姿勢に触れて、人としての在り方を深く考えるきっかけにしてほしいと思っています。
グループワークでは、なぜこの高校に入ったか。将来の夢は。その夢に到達するにはどのような力が必要か。社会人に必要な力とは。などについて意見を出し合いました。社会人に必要な力としては、「元気があること」「コミュニケーション能力」「特に聞く力」「自ら動く力」「フォロワー力」「気を遣う力」「圧倒的な量の失敗」など、根拠や自分たちの考えをもとに発表しました。社会人の皆さんの経験を直に聞く貴重な機会ともなりました。お忙しい中、本校生のためにお時間を割いていただきありがとうございます。