12月16日(金)に2年生有志16名が、3年ぶりに苦楽園小学校に出前授業に行きました。給食後の清掃活動から4年生の1~3組にお邪魔してからの授業。既に打ち解けた良い関係の中で出前授業がスタートしました。
ネオジム磁石という強力な磁石2つを引きはがせるか?何人かの小学生がチャレンジしましたができませんでした。そのあと、1円から500円までの硬貨がその磁石にくっつくかどうか一つずつ実験していきます。くっつくか、くっつかないかということと合わせて、その理由も尋ねていくのですが、「アルミだから」とか「真ん中に穴があいているから」とか、一生懸命に考えて答えてくれていました。結局どの硬貨も磁石にはくっつかないのですが、最後に特別出演した「1万円札」に磁石を近づけると、あら不思議。。。くっついた。。。という授業の流れでした。偽造防止の目的でつかわれるインクに鉄分が含まれるということでした。
子どもたちは、興味津々で高校生先生の授業に反応してくれました。小学生の皆さんにとっても、北高生にとっても学びの多い1日でした。ご協力いただきました苦楽園小学校関係者の皆さまに心から感謝申し上げます。
ちなみにこの授業では、アイスブレイク代わりにクイズ形式で高校生が一人ずつの自己紹介をしていったのですが、それも含めて発問の仕方や答えに対する返し方など、教育実習さながらに本校の教員から猛特訓を受けて本番に臨みました。成績処理で忙しい中ご指導いただいた先生方にも心から感謝いたします。