北高生活 069 スピーチコンテスト

学力向上委員会(受験対策チーム3名、国際交流チーム3名)の生徒が流通科学大学主催の「スピーチ・朗読コンテスト(朗読部門)」にオンラインで出場しました。毎年開催されているこのコンテストですが、今年は対面の参加だけでなく、zoomを用いてのオンライン参加も可能となりました。遠いところでは、東京からの参加もありました。こうやって、コロナ禍にオンラインでの交流が増えたことで、日本全国どこにいても生徒同士がつながれるようになったことは、とても素晴らしいことですね。課題の文章は「The crab and the monkey(さるかに合戦)」や「Little one inch(一寸法師)」など日本でも馴染みのある昔話から一つ選び、英語で約3分間のスピーチをしました。

9月の半ばに希望者を募ったところ、この6名の生徒がチャレンジしたいと申し出てくれました。そこから約2ヶ月間、放課後や昼休みにALTの先生と練習したり、自宅で撮影した動画を毎週オンラインで提出したりして、準備を重ねてきました。最初は原稿を見ながら読むということで精一杯だったのですが、徐々に英文を暗唱し、カメラ目線で朗読したり、話の展開に合ったジェスチャーを付けたりできるようになってきました。

本番では、台詞を忘れてしまって原稿を見てしまったことを悔やむ生徒もいました。来年もコンテストに出場し、もっと頑張りたいという前向きな感想もありました。参加した生徒たちは、他校の生徒の英語の朗読を聞いてたくさんの刺激を受けた様子でした。コンテストに向けて一生懸命取り組んだ経験は、英語力の向上だけでなく、これからの学校生活にもきっとプラスになることと思います。

学力向上担当教員

神戸 北子