北高 校長室から 262 46回生 美術・書道 卒業制作展

今年度も先週から今週にかけて、「美術・書道 卒業制作展」が開かれています。場所は、生徒用下駄箱の上あたり、図書室・会議室前の廊下です。ここは、どの学年の生徒たちも、最も良く通る廊下です。

上の写真のように、中庭に面した廊下のほぼ端から端まで、作品が展示してあります。写真奥が書道、手前が美術作品です。
下駄箱から2階のこの廊下に上がってきた生徒たちは、3年生は左へ、1・2年生は右へと進んで自教室に向かいます。

今年度の書道作品の場合、上の写真に写っている古い中国の書作品「蘭亭序」を全員が手分けして、一人8文字ずつ書き写したものとなっています。

去年の作品は、縦に長くて大きなものでしたが、今年のはかなりコンパクトです。人が「十人十色」なのと同じで、文字にも色々な個性がありますね。

美術作品の方は、全員統一のテーマのようなものはないようで、これは昨年度と同じだと思います。

絵の方も、ズバリ枚数だけの個性が出てますね。ご覧のとおり、実に色々なタイプの作風があって見入ってしまいます。また、見ながら、作者の意図を考えたりします。

実は、美術館や博物館に行くのは好きで、年間数回は県内の施設を訪れているタイプです、ワタクシ。だからと言って、「見識が高い」のでは全然ありませんが(笑)。

美術の授業では(ここにある作品ではありませんが)、神戸電鉄の「グッドマナーキャンペーン」に毎年応募して入賞しています。関連して下の昨年度の各ページもご覧ください。

今年度も、3年生が登校してくるのは、実質あとほんの数日程度となってしまいました。卒業はめでたいことですが、はやり寂しさもありますね。

兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥