北高 校長室から 229 英語スピーチコンテスト

この投稿は、「北高の」教育活動とは直接の関係はありません。私(長澤)が代表を勤める「高英研」という組織に関する話題です。

兵庫県高等学校教育研究会 英語部会(略称「高英研」)は、英語に関する県公式の研究会です。県立・市立・私立の高校と特別支援学校の英語科教員が会員となっています。その神戸支部長を(昨年度以来)、私(長澤)が勤めさせていただいております。

高英研・神戸支部が執り行う主な活動の一つに、「英語スピーチコンテスト(神戸地区予選)」があります。この投稿は、本日10月10日(土)に実施した第35回大会の話題です。

今年度で35回目ということは、第1回は、1985年(昭和60年)ということになります。神戸地区は、阪神地区と並んで、県下でも「激戦区」です。そのどちらかの地区予選での入賞者は、県大会/近畿大会での入賞者となったこともしばしば。非常にレベルが高いのです。

会場はここ数年、JR元町駅すぐ北の学校厚生会館ですが、当然、色々な「コロナ対策」を施した上での実施です。上の机の配置のように、いつもと違う風景が見られます。同行者についても、参加者一人につき(引率日本人教員とALTなど)2名までに限定させていただきました。

ここ数年、神戸地区予選の参加者数は増え続け、今年度(R2年度)には当初27名もの参加申込がありました。その後2名の棄権者が出たので25名になりましたが、依然非常に多い参加者数となりました。これだけ多くの参加者数は嬉しいことである一方、時程や審査のことを考えると限界であり、来年度からは、抜本的な変更を加える必要性が浮き彫りになりました。

神戸地区予選大会では、上位4名が県大会に出場することができます。しかし、表彰は5位まで。そして、1名の「審査員特別賞」も加えました。今回初の試みとして、これらの入賞者のうち、県大会に出場する1~4位入賞者のスピーチ音声をウェブ上で聴いていただけるようにしました。スピーチ原稿も併せて公開しています。

元々、「高英研・神戸支部のページ」は、間借りするように神戸北高校のサイトの一角に存在していました。今回のスピーチ音声等は、そちらに掲載しています。

高英研・神戸支部のページへ
(スピーチ音声等の掲載は、10月12日午前8:30頃となります)

お断りしておきますが、審査員代表が挨拶の中で「全員が入賞者」と述べたように、上に掲載した4名の県大会出場者以外にも、優れたスピーチは数多くありました。

因みに私も冒頭で、今年も英語で「支部長挨拶」をさせていただきました。このときばかりは、昔の「英語の教員」に帰ります(笑)。

今回の参加高校数は16校でした(参加者は1校につき2名までと制限しています)。今日の大会では、県立伊川谷高校や県立東灘高校からも参加者がありました。近い将来(来年?)、神戸北高校からも、ぜひ参加者が出て欲しいものです!

兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥