北高 校長室から 197 硬式野球 夏の大会
7月28日: 最後に YouTube 動画を追記しました。
前口上は短くします。コロナのために全ての大会が中止になり、一時はどうなることかと思いましたが、多くの競技で「代替大会」が実現し、本当によかったです。
本日7月23日、硬式野球 夏の大会、北高の1回戦を見に行ってきました。下は、7月16日の神戸新聞を撮影したものです(一部画像を加工)。今回参加する全チームが載っています。
本日の対戦相手は、私学で強豪の神戸学院大附属高校。場所は、ほっともっとフィールド神戸(神戸総合運動公園)です。今大会も、県内の色々な球場を舞台に行われるわけで、全てのチームがこんな立派な球場でプレーできるわけではありません。その点、ラッキーです。
私は、どんな競技でも、試合前の「緊張した空気」が好きです。まして、こんな大きな球場であれば、その雰囲気は一層高まるところ、今日はかなり様子が違いました。応援団もなく、観客は基本的に3年生の保護者のみ程度で、客席はガラガラ…。電光掲示板にはメンバー表さえ出ません。(雰囲気を盛り上げないため??)
でも、不平は言いません。これで十分なのです。
さて、試合が始まり、北高は、2回ウラの攻撃で、相手のエラーにより、さい先良く1点を先取しました。相手チームは強豪ながら、試合開始後の印象は、「十分互角に戦えるのでは」というものでした。
しかし、3回オモテには、相手チームに3点を取られてしまいました。その後、6回までは、両チームとも得点はなく、接戦の攻防が続きました。我がチームも、2人のランナーをおいて上位打線というチャンスもありましたが、残念ながら得点には至りませんでした。
この両者無得点の均衡が崩れたのは、7回オモテの相手の攻撃でした。相手チームにヒットが続き、更に2点を許してしまいました。
このあと、我がチームでは、投手をはじめ、選手の交代がありました。でも、先発投手は、後半になるにつれて勢いを増してくるように思える相手打線をよく抑えたと思います。それから、上の電光掲示板で分かります。このときまで、我が北高チームは、エラーがゼロなのです。守備陣も、投手をよく支えました!
最終回の守備では、更に投手を含めた選手交代がありました。そして、北高は、最後の9回ウラの攻撃で1点を返しましたが、残念ながら同点にまで追いつくことはできませんでした。
スコアの上では負けたけど、中身は全然負けてない。とっても良い試合でした!
硬式野球部全員、とても立派に戦いました。特に3年生にとっては、これで最後。それにふさわしい試合ができたのではないでしょうか。私はそう感じました。
努力を積んだ姿は美しい。鍛えられた者は輝く。
試合終了後、北高を会場に行われている女子バレーボール部の最終戦を見るために、すぐに球場を去りました。このため、保護者の皆様にご挨拶もできず、大変失礼しました。また、顧問や部員たちにも試合後に会うことができず、この点、心残りでした。しかし、トシをとったここのところ、涙腺がどんどんユルユルになっているので、それはそれで良かったのかも(笑)。
結果から言うと、北高に戻って体育館に行くと、ホントに最高のタイミングから最後の試合を見ることができました。もう少し残っていたら、見られていないところでした。この女子バレーボール決戦の話題は、このあと別投稿にします。
最後に、実はワタクシ、中学校のとき3年間野球部だったのです。下手くそだったけど、今のような酷暑の時期も毎日練習に明け暮れていたことを思い出します…。
高校ではサッカー部でした。私の世代の高校サッカーというのは、マイナーなスポーツでした。私の高校では部員も少なく、「すぐ試合に出られる」と思って入部したような(笑)。
7月28日追記: この試合の様子が、YouTube の KOBE_TV チャンネル(神戸新聞系チャンネル)に載っていました。
兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥