北高 校長室から 158 タブレットが届きました、ほか
北高では間もなく、ネットを利用する「スタディサプリ」で休校中の学習支援を始めることにしています。
今の高校生、多くは自分のスマホを持っていると思われます。
また、自宅でパソコンやタブレットを使える者も多いでしょう。
しかし、「100%」とは限りません。
今回のネットを利用した学習支援開始に際し、「ネット環境を全く持たない」生徒の調査をしました。
該当する生徒(北高では数名)には、兵庫県教育委員会が無償でタブレットを貸与してくれます。
そのタブレットの貸し出し準備ができたと昨日連絡があり、今朝一番で(私が)県庁に行き、引き取ってきました。
(画面の)大きさは8インチくらいだと思います。
SIMカード付きLTE版、つまり、Wi-Fi環境がなくてもネットが使えるタイプです。
初期設定とフィルタリングの設定には多少時間がかかりましたが、貸し出し準備が整いました。
これらは、来週に、当該生徒に貸し出されます。
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同じく本日その後、私たち北高教職員は、Zoom に関する研修会(実際に参加して操作してみる)を実施しました。
Zoom とは、最近よく耳にするネット上の会議システムです。
Zoom に詳しいM先生の提唱と指導のもと、十数名が参加しました。
これらの参加者は、北高内にいる者もあれば、自宅で「在宅勤務」の者もいます。
上の左の写真は、発言している人がこのように大きく写るモード、右は、参加者全員が写るモードです。
今日の研修会は楽しい雰囲気のなか、Zoom の使い方の基本を学びました。
全然難しいものではないことはよく分かったと思います。
次には、この Zoom のようなシステムを対生徒/教職員間で実際にどのように活用していくかだと思います。
※既に生徒に対して活用している学年もありますが。
北高では、今週予定していた職員会議を初めとした全ての会議は(3密を避けるためと在宅勤務を推進するため)全て中止/延期にしました。
「幹部の会議」だけは、普段より広い場所で行いましたが。
今日の Zoom 研修会を見て、私は「職員会議」は Zoom で実施できると感じました。
もちろん、7割以上は自宅から参加でも良いわけです。
しかし、Zoom が脚光を浴びるにつれ、「偽物」や詐欺まがいが横行しているようなので注意が必要ですね。
最後に、別の話題です。
昨日、当ブログ前号で、休校中の「学習課題」について全校生にお知らせしました。
掲載後、北高メールで全登録アドレスに「課題が出たので北高ブログを見てください」と送ったということもありますが、昨日のわずか7時間ほどで、課題のお知らせのページは 898回も見られました。
今日も、今のところ更に 400回以上見られています。
記事としては全然面白みがなく、第三者が多数見てくれるものでもないので、全部関係者(北高生)が見てくれていると思います。
ここからは私の推測ですが、北高生は、何度も課題の内容を確認し、課題に取り組もうとしている?のではないかと思えます。
兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥