北高 校長室から 133 第45回卒業証書授与式

45回生の皆さん、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます❗

昨夕、突然、「3月2日から全公立学校を休校に」という耳を疑うようなニュースが飛び込んできたところですが、本日の卒業式は、無事に終えることができました。 

本当に「よい」卒業式でした。
印象を言葉で言うと、「キビキビした」とか「清々しい」だと思います。
去年9月の体育大会で感じた印象と似ています。

昨日には予行も行いましたが、そこでもちょっとした感動がありました。

どこの高校でも卒業生は、「自分たちの」高校最後の式典なので、真剣だし、きちんと取り組みます。
しかし、私の見てきた限り、在校生は必ずしもそうではないのですが、北高では様子が違いました。

一斉に立ったり座ったりする動作も、北高の在校生は、ほぼ1回で決まります。
これは、なかなかない、すばらしいことです。

予行を見て感動するくらいだから、今日の本番が悪いわけがないですね。
また、在校生の送辞も卒業生の答辞も、本当にすばらしかった❗

そんなわけで、今回も私は、北高生のことを誇りに思うのでした。

最後の卒業生退場のときは、各クラスそれぞれ。
ここは、どの高校でも似ていますが、クラスの個性でしょうね。
何度も笑いも誘いながら、でも、「度を超した」ものはなく、よかったと思います。

冒頭の繰り返しになりますが、「全国の学校を休校に」の影響で他府県だけでなく、県内でも一部の県立学校で、卒業式の少なくとも延期や、最悪中止に追い込まれている学校があります。

「幸運にも」という言葉は不謹慎に聞こえますが、北高では、予定通り卒業式を終えることができて本当によかったです。
いくら国を挙げての緊急事態といっても、一生に一度の卒業式を中止するのは、卒業生とその保護者のことを考えると、大変つらいことですので。

※手元には自分で撮った写真しかない状態で投稿しました。
※後日、担当者が撮った写真を追加するかも知れません。

兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥