北高 校長室から 017 「オオムラサキ・プロジェクト」#3
「オオムラサキ・プロジェクト」3回目の投稿となります。
本日は、いよいよ、オオムラサキの幼虫/サナギをケージ内に放ちます!
どこから幼虫やサナギを手に入れるのかと言うと、北区山田町藍那にある「あいな里山公園」からいただくのです。
オオムラサキの幼虫は、どこにでもいるわけではありません。
また、遠く離れた土地の蝶を別の土地の自然の中で羽化、放蝶させることもできません。(その土地の蝶のDNAに影響を与えてしまうため)
そのあたり、あいな里山公園におられるような専門家の指導に従わなければなりません。
今回、4頭提供していただきましたが、時期的に少し遅かったため、幼虫はおらず、4頭ともサナギでした。
4頭のサナギを(写真で分かるでしょうか?)金属製のクリップで、元々付いていたエノキの葉ごと、エノキの小枝に留めました。
今日の作業も理科部が担当しましたが、また生徒の写真がありません。
いつか必ず生徒の姿もお見せします。
更に今日の作業では、葉が枯れてしまったエノキがあるので、小さなエノキを新たに1本移植しました。
サナギになってどれくらい経っているかによりますが、1~2週間後には蝶になるとのこと。
これからは、日々の観察が欠かせません。
兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥