北高 校長室から 098 「カクヨム甲子園」~小説家を目指す北高生~ 続編

12月7日に投稿したこちらの記事は、読んでいただけたでしょうか?
昨年、カドカワや読売新聞社主催の「カクヨム甲子園2018」で、みごと「キリンレモン賞」を受賞した北高生のことを紹介させていただきました。

そして、その同じ北高生、なんと、今年の「カクヨム甲子園2019」でも、入賞を果たしたのです!
すごくないですか?

2年連続で受賞した人は、全国で他にはいないそうです。
ペンネーム「キノ猫」、3年生女子です。

今回、彼女は、「奨励賞」を受賞しました。
受賞した作品は、「通りすがりのタビさん」といいます。

この作品は、「ショートストーリー部門」に応募されましたが、この部門の入賞者は、こちらのページから見ることができます
ページを下がっていくと、彼女の作品が現れます。

彼女の作品ページはこちらです。
レビューを見ると、「小動物に癒やされたい人必見」とか、「マイナスイオンのような癒やしの物語」とかあります。

選者の評では、「ネズミのタビさんと少女の友情物語。キャラクターの可愛さが際立つ作品です。全体にほのぼのした優しい空気が流れており、読み進めるほどに癒されました」とあります。

この作品は、ひょっとしたら、彼女の小さいときの経験が基になっているのかも知れませんね。

いかがですか、みなさん。
神戸北高校には、こんな生徒もいます。

彼女、「キノ猫」さんは、あと3月ほどで北高を卒業しますが、私たちは近い将来、作家になった彼女に再会するかも知れませんね。
楽しみですね。

北高生一人ひとりに才能があります。
それがいつ開花するかは分かりませんが、自分のチカラを信じて進んでください。

この記事、本当は、昨夜書きたかったのですが、一日遅くなってしまいました。
今年、令和元年の「北高ブログ」は、これで最後の投稿となります。

どちら様も、良いお年をお迎えください。

兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥