北高 校長室から 093 「オオムラサキ・プロジェクト」#8
久しぶりに、「オオムラサキ・プロジェクト」の話題です。
今日午後(放課後)、理科部(顧問教員と1年生1人)が、里山にオオムラサキの幼虫を探しに行きました。
いつも里山づくりでお世話になっている、唐櫃台2丁目のNさんも来てくださいました。
どうやって幼虫を探すのか?
この時期、オオムラサキの幼虫は、地面の落ち葉の裏にくっついているのです。
幼虫が唯一食べる餌であるエノキの落ち葉である可能性が高いですが、他の木の葉であることもあるそうです。
そこで、エノキの木のそばに行き、地面のエノキの落ち葉を拾いながら、幼虫がいないかどうか、点検します。
この時期の4齢幼虫は、20~30mmの大きさで、寒さには強いらしいです。
幼虫が見つからなくても、今日は落ち葉を集め、学校のケージ内に敷くために持ち帰る目的もありました。
来年の春、再び美しいオオムラサキが、北高のケージ内で舞うようになることを祈っています。
兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥