7月19日に1学期終業式が行われました。学校長式辞では、「ラクダの頭」の寓話が紹介されました。
ある男が甕の中の穀物をラクダに与えたが、ラクダの頭が甕から抜けなくなった。困り果てた男は、近づいてきた老人に言われるがままにラクダの首を切り、甕を壊した。その結果、男はラクダの頭を取り出すことはできたが、引き換えにラクダの命と甕の両方を失ってしまった。
この話は、苦境に陥った時冷静な判断をせずに対応を誤ると、すべてを失う恐れがあることを示唆するものです。万が一夏休み中トラブルに巻き込まれたときは自分で冷静に考えるとともに、保護者や教師の的確な助言を求めるように、とのお話でした。
式のあと、水泳部、陸上競技部、サッカー部、剣道部、空手道部、吟剣詩舞部、男女テニス部、男子バレーボール部の表彰伝達が行われ、続いて旧生徒会役員表彰式、新役員認証式、全国総合文化祭へ出場する新聞部と吟剣詩舞部の壮行会、陸上競技部の近畿大会出場報告がありました。
また、オーストラリアに帰国する留学生リリーさんからのお別れの挨拶や、ICT担当の先生と生徒指導部長の先生より2学期以降のことなどについてのお話がありました。