平成27年度 兵庫県高校サッカー選手権2回戦

県選手権大会 2回戦
VS.神戸国際大附属(@滝川第二)
40分ハーフ
 前半 明石城西 0-0 神戸国際
 後半 明石城西 0-0 神戸国際
延長10分ハーフ
 前半 明石城西 0-0 神戸国際
 後半 明石城西 0-0 神戸国際
PK戦  明石城西 5-6 神戸国際

 5月の総体以降「自主自立」を本格的に掲げ、選手たちだけでチーム運営をしてきました。当初はチームを引っぱっていくはずの3年生の意識が低く、2年生との関係がギクシャクするなど不安だらけのスタートでした。他競技の3年生が続々と引退し受験勉強が本格化していく中、本気で文武両道を目指すことで3年生の責任感がしだいに強くなりはじめました。そして、東播総体で見事に優勝、県大会初戦も突破し、この日、県内屈指の強豪校との対戦を迎えました。前日、出番のない3年生が別行動で撮影してくれた対戦校のビデオ映像を、副キャプテンが自宅に持ち帰って分析したうえで、当日午前、学校に集合してビデオ分析を含めたミーティングをしてから、会場の滝川第二に向かいました。入念に対戦校の分析を重ねた甲斐もあり、延長を含めた100分間を無失点で抑えましたが、時折見せたカウンターは得点に至りませんでした。PK戦では相手の一人目を止めたものの、こちらが二人止められ敗れました。ただ、指導者に「やらされている」「指示を待っている」チームだったとしたらここまで戦えていたでしょうか?彼らはスタメンも、交代メンバーとそのタイミングも、その日その日の戦い方も、自分たちで議論して決断します。だからこそ、自信を持ち、責任を持ち、自らの意志でグランドに立ち、自分たちで判断することができるようになりました。3年生諸君、本当によく戦いました。出番のない選手たちは我慢強くチームを支えてくれました。3年生ながら声をからして応援してくれました。本当にお疲れ様でした。そして、君たちの培った財産をしっかりと後輩に引き継いだうえで、自信と責任を持って次は進路を実現してください。 (普段はこの場でのコメントも選手たちが書いているのですが、この度はねぎらいを込めて顧問が担当しました。)

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