平成27年2月9日外務省ODA出前講座

本校同窓会館ゆ~かり館において、外務省職員による「ODA出前講座」を実施しました。外務省から国際協力局開発協力総括課外務事務官 木田泰光氏をお招きし、ベトナムを中心テーマにした日本のODAの現状について講義をしていただきました。質疑応答では、日本のODAがその国の自立を促す「支援」であって影響力の有無ではないこと、最近は国際益よりも国益に重点を置くようになったこと、外交官になった経緯についてなど活発な質問・議論が行われました。以下は生徒の感想(一部)です。

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以前までなぜ支援はするものなのか?してもメリットはあるのか?など気になる点はいくつもありました。今回の講義でその疑問が解けました。

来年度のベトナム研修旅行に向けて、ベトナムの文化から外交まで幅広く聞くことができた。「日本人は尊敬されている」という言葉に裏付けがあり、とても誇らしかった。

ODAの仕事をしていて「米国はティーチャーで、日本はパートナーだ」とよく言われたという話を聞いて、私も外国の人々と同じ目線で話ができるようになりたいと思った。

「支援」といっても、貸付であることを初めて知りました。最初貸付をしても借りた方はそこまで得になるのかと思いましたが、逆に自立できるようにという良いプレッシャーになっていると知り、日本はすごい取組をしているんだと感じました。

東日本大震災が起きたとき、ベトナムの裕福でもない人がお金を出して約8億円もの義援金をかき集めたと聞いて、日本が1992年以降一番支援をしているからこそなんだと思った。

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