神戸大学で開催された、神戸大学社会科学系教育研究府・法学部主催「模擬国連安全保障理事会2014」に本校から総合科学類型4期生(2年生)7名と未来創造コース1期生(1年生)6名、他クラス1名が参加しました。このプログラムは、参加者が各国の代表になりきり、架空シナリオでの国際交渉を体験するものです。最終的には、決議案が複数出され、それらが実際の手続ルールに基づいて投票にかけられ、採択・不採択を決めます。本校はヨルダン、イギリス、韓国、リトアニア、チリの代表になり、交渉や決議案の作成に取り組みました。結果、ヨルダン代表を務めた班が明石康賞(最優秀賞)、リトアニア代表を務めた班がBest訓令賞を受賞することができました。
以下、未来創造コース1期生感想文の抜粋です。
「準備段階ではヨルダンの国のことはもちろんヨルダンに関するニュースなど色々調べました。当日の方針は2年生に決めていただきそれを実現するために、自ら積極的に交渉していきました。そして頂いた明石康賞は本当に嬉しかったです。しかし、先輩の下調べや準備の量、ヨルダン大使としての判断など全てにおいて完璧で、自分の力不足を実感せずにはいられませんでした。」
「グローバル社会の現在において、他国との協調や交渉は不可避になっています。この模擬国連で行ったことが実際に世界でされていることだと考えたとき、僕たちは世界レベルの学びを得て、素晴らしいことだと感じました。これからの未来はどうなるのか、予想して的中させることは不可能に近いです。しかし、模擬国連で学んだことを活かして、明るい未来が実現するように未来創造コースの一員として様々な具象を学んでいきたいと思います。」