グローバルリサーチ受講生(2年)3名が京都大学で実施された高大連携課題研究発表会に参加し、研究のポスター発表を行った。今回は「風車の羽角度と発電量の関連性を探る」というタイトルで発表を行った。8分間の発表、3分間の質疑応答を繰り返し行った。京都大学の先生や大学院生、他校の生徒から研究内容や研究の進め方について厳しい指摘や質問を受けたが、それに自分たちなりの答えをしっかりと返すことができていた。
客観的な意見を聞くことで自分たちの研究を見直し、今後の方向性を考える機会となった。また、他校の多様な発表を聞くことで探究活動に対する意義や熱意を再確認することができた。
〈生徒感想〉
実際の発表ではまだ聞き手の様子を見ながら説明したり、練習通りのペースで説明したりすることがあまりできなかったので繰り返し練習が必要だと感じた。内容の方では仮説と今後の方向性について指摘を受けた。仮説では風力発電のプロペラは研究がされ尽くされているのでもっと先行事例を調べるべきだということを、今後の方向性については風力発電については研究がされ尽くしているのでもっと「神戸の気候にあった」ということを考えて進めるべきだというアドバイスをいただいた。他にも色々なアドバイスがあったが全体を踏まえると、先行事例や風力発電の基本的な知識をもっと調べる必要があると感じた。今回の中間発表では前回の中間発表に比べてかなり具体的なアドバイスを多くいただいたのでそれを見返しながら探求を進めていきたい。
今回合同発表会に参加したことによって、私は多くの刺激を受け、いくつかの発見がありました。特にこのように実際に研究内容を他者に伝えることで私たちの研究について多くの抜けを見つけました。例えば圧倒的な知識不足です。私たちはプロペラを作ることを最優先にしたため、風力発電についての詳細な情報や、先行事例、開発状況についてをよく理解していませんでした。なので質問をされた際に研究のことは答えられてもなぜその研究が今後役に立つのかを詳しく答えられませんでした。今後の研究ではまず風力発電についての基礎知識を身につけたいと思います。