オンラインにて、創造科学科6期生(1年)2名が 灘高等学校ディベート部主催の模擬国連練習会に参加した。議場は国連総会第1委員会(DISEC)、議題は核軍縮で、言語は英(日)/日/英 (公式/非公式/決議)(全日本大会と同じ、ただし公式発言で日本語の使用も認める場合がある)である。国割りはシングルデリゲート、会議形式は全日本高校模擬国連大会の議事進行に則ることとした。
〈生徒感想〉
今回は灘模擬国連に参加させていただきました。右も左も分からないような状態の参加だったのですが、議長さんが日本語で詳しいルールについて教えてくださったり他国の大使さんが説明してくださったりして模擬国連の流れをひととおり知ることができました。
今日の会議の中で今の自分に足りていないと思った所は事前のリサーチです。他の国の大使さん達は自分の国以外のことも大まかに理解していて会議全体の流れを掴めていました。私は自分の国についての少ない情報しか持っていけていなかったのでもっと綿密に準備すべきだと考えました。そして、今回の会議で一番大切だと思ったのは人と人との繋がりです。やはり国連は自分の国の国益だけでなく世界の話し合いなのでコミュニケーションを自らとっていくことの重要性を目の当たりにしました。私がfomal speechを終えたあとにアメリカ大使さんが「nice speech!」とメモで送ってくださってすごく嬉しかったです。こうやって各国の大使さんがお互いに歩みよってよりよい文章を作っていくのはとても興味深いと思いました。私は今回受け身になってしまった部分が多かったと思うので積極的に会議に参加していきます。反省点も含め、実りの多い会議となったと思います。本当にありがとうございました。
模擬国連灘会議ではたくさんの学びがありました。まず、タイムマネジメントの大切さです。私たちはWPが時間内に提出できませんでした。DRもギリギリに出したため文がおかしいところが多く受理されませんでした。自分がやらないと!となりすぎて変な方向に突っ走る人や、逆に全く話さず影を消す人もいたことが原因だと思います。だから、話し合いの進め方も自分が自分がとなるのではなく周りと合わせて進むことが大事だと思いました。しかし、積極的になることも大事なのでそこの具合は難しいと思いました。そしてあらかじめ自分の方向性を決めて準備しておくことが大切だと思いました。WP制作時に他の大使は元々用意していた条文*を貼り付けていました。私も本番ではしっかり用意していこうと思います。今後はもっと大使になりきって国益と国際益を考えていこうと思います。自国や他国の事情も調べていきたいです。今回の灘会議では模擬国連の流れを掴め、課題点がわかったのでとても有意義な時間になりました。