令和3年5月11日創造基礎B FW長田区役所

創造科学科6期生(1年)が「創造基礎B」の授業の一環で、長田区役所を訪問した。「広報」をテーマにした1班は広報相談担当の山橋係長と東間氏、「美しいまちづくり」をテーマにした2班は協働推進担当の吉田係長と坂元氏、「地域活性化イベント」をテーマにした3班は事業推進担当の上達係長と皆木氏、「地域主体のまちづくり」をテーマにした5班はまちづくり推進担当の杉山係長と齋藤氏から各テーマの現状と課題、長田区の施策について説明を受けた。今後それぞれのテーマに沿って、地域に出て活動をしていく予定である。なお、「名谷図書館」をテーマにした4班は、当該施設が休館日であったため、校内でテーマ学習をおこなった。

〈生徒の感想〉

今回、フィールドワークに行ってこれからの創造基礎Bの進め方や何をしていくかが分かった。僕たちの班は広報担当で区役所の方から広報を出している目的やどんな記事を目指しているかなどの話が聞けた。そして僕達は、広報の裏表紙を手伝わせていただくことになった。今年の長田区の広報は長田区の不思議なところについての取材を毎月記事にしているそうで、僕達1班は実際に長田区を歩いて長田区の不思議なところをまずは探すことになった。広報を見る人が興味を持つようなネタを探したい。また、広報の発信の仕方についても議論した。もっとSNSや動画を活用して長田区の魅力を発信することを考えたりした。 区役所の方に話を聞くことでこれからの活動の計画が立てられたし、とても良い時間となった。また区役所の方にいろいろな質問を積極的にできていてとてもいい雰囲気で実施できたと思う。

1班の全体としての反省と、個人的な反省をしようと思う。まず、全体の反省点はそもそも今回何をしに行くのかを全員が把握しきれていなかったことだ。その証拠に、実際に対面したときにかなり間があり、明らかな準備不足を感じさせた。ただ、全員が役員の方の話をしっかり聞いて理解しようとしたり、内数人がその話し合いの流れから質問したりというのは良い点だったと思う。次に個人的な反省点だが、主に二つだ。一つは、名刺交換がおぼつかなかったこと。もうひとつは最初の質問で、いきなり長田区の治安について聞いてしまったことだ。名刺交換は慣れだからよしとして、いきなり失礼なことを聞いて、いけないことをしたとは質問した直後にもわかった。この原因は先ほど同様準備不足、そしてそこから生じた緊張だ。今後は気をつける。良かった点は少し場をなごませる発言ができたことだ。役所の方が私たちの緊張をほぐすためかたまに面白い発言をされて、そこに便乗して自分も少し滑稽なことを言って、場に笑いをもたらすことができて我ながらかなり良かったと思う。

私たちの班は長田区役所に訪問し、獅子ヶ池の良さや活動についてお話をお伺いしました。現在、獅子ヶ池では「獅子ヶ池を美しくする会」を中心に清掃活動や環境を守るための活動、長田区の北部の小学生と南部の小学生の交流の場として親しまれているそうです。主に獅子ヶ池に関することをされている方は高齢者が中心であるので、 多くの方に獅子ヶ池について知ってもらい、若い世代へつなげていくために、私たちは広報や提案を考えていきます。2班の中でAとBにわかれて活動するか、具体的にどのようなことをするかはまだ決まっていませんが、SNS等を通じて若い世代にも知ってもらえればと考えています。

長田がビーチサンダル発祥の地である事をどうアピールしていくか、またストリートピアノをさらに利用していただく為には何をすべきかなどについてのお話を伺いました。そこで考えたことは次の通りです。ビーチサンダルについて、利点のアピールやオリジナルデザインを考えたり、8月3日のビーチサンダルの日に向けた広報を考える。ストリートピアノについて、誰でも気軽に弾けて楽しめる場所にする目標を達成するために、ターゲットを定めたり、イベント開催するための条件(法律・条令・施設管理等)を調べる。

3班はビーチサンダルやストリートピアノに関するお話を伺いました。お話から今私たちがしようとしていることで難しいこともでてきました。特にストリートピアノでは、装飾やチラシの設置に許可がいり、私たちだけではなく鉄道会社の方々にメリットがあるということを伝えなければ難しいと知りました。そのことについても班で話し合い、新たな案や鉄道会社の方々に納得してもらえるようなプランを考えていきたいと思います。まだA班とB班の間でどちらが何をするかはまだ決まっていませんが、ビーチサンダルとストリートピアノのうち一つに絞るのかどちらも盛り込むのかを決めていきたいです。特にビーチサンダルは私たちと同年代の人々にも良さを知ってもらえるよう3班で公式のインスタグラムを始めました。ビーチサンダルだけのメリットなども伺うことができたので、広めていきたいです。また、それでビーチサンダルに対する若者のリアルな声を拾っていきたいです。

今回のフィールドワークの目標は、区役所の方々の考えと自分達の考えとを交換して、次に何をすべきかを考えるということだったが、なかなか上手に出来なかった。もう少しちゃんと駒ヶ林について調べておくべきだったのに、結局区役所の方から教わる事の方が多かったので次にお話しをする時までに、ある程度の知識を蓄えておくことが今後の課題です。また、実際に現地に行くことになったので色々なことを肌で感じて、自分達が何をするのかを班のみんなと話し合いたいです。

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