デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)において、創造科学科5期生(1年)8名が、神戸市企画調整局つなぐラボ担当係長の吉田晴香氏から、神戸市のデザイン都市のあり方についてお話を伺った。また、KIITOの施設見学も行い、神戸市のデザインの拠点について理解を深めた。
その後、2名の生徒が残り、講演イベントの「キイトナイト」に参加した。講師はDESIGN MUSEUM LABの久慈達也氏で「デザインの現在地:デザイン史で読み解く『ニューノーマル』の実体」というタイトルで講演を行った。
〈生徒感想〉
KIITOに行き、神戸市企画調整局つなぐラボの吉田晴香さんに会いました。吉田さんから大まかにKIITOについて、デザイン都市とはなにか、普段どのような活動を行っているのかなどの話をききました。吉田さんが神戸の人口減少を抑えるために、まずは神戸の良さを知ってもらうことからはじめるだけでも十分だ、と言っていたことをふまえ神戸の魅力を若者に発信し、神戸に住みたいと思ってもらえるような活動をしていきたいです。
私たちは、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)を訪問し、つなぐラボの係長である吉田さんにお話を伺った。「デザイン都市・神戸」の取り組みや、これからの神戸の理想像について教えていただき、「市民の主体的な地域参加」が、神戸からの転出抑制に大切だということをとても感じた。同時に、今回教えていただいた取り組みの多くが三宮付近で行われていることや、それを広報するホームページが、学生はもちろん、普段デザインに興味のない市民からすると少し分かりにくいところが課題だと感じた。今後は、「三宮の取り組みを主としながら他の区の取り組みまで、誰が見ても分かるようなマップ形式にして市民に知ってもらう」という目標のもと、より中身のあるフィールドワークを行えるよう準備していきたい。