令和2年6月9日 創造基礎A「わたしたちのこれまで/いま/これからの学びの探究」創造基礎B「新入生オリエンテーション(2)」

 本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科5期生(1年)のA班の生徒(出席番号前半)が6限目に創造基礎A、7限目に創造基礎Bの授業を実施した。 まず6限の創造基礎Aでは、「わたしたちのこれまで/いま/これからの学びの探究」をテーマに、各自のSWOT分析(S:強み/W:弱み/O:機会/T:脅威)をして、創造基礎で学びたいことや伸ばしたい力について考えた。「機会」のヒントとして、グローカル型学習やSTEAM教育について本校教員より説明を受けた。

 続いて、7限の創造基礎Bでは、A班と自宅学習のB班(出席番号後半)の生徒、自宅学習の創造科学科4期生(2年)B班を、オンライン会議ツールzoomを使って結び、2年生の司会進行のもと討論会を行った。A班1年生4人にオンラインの2年生がファシリテーターとして参加し、B班はzoomのブレイカウトセッション機能で同様のグループに分かれた。まず各々自己紹介を行い、次に「コロナでSDGsが達成できるか?」をテーマにディスカッションを行った。最後に、zoomを使って各班ごとにディスカッションの成果の発表を行った。生徒からはテーマについて、達成が難しくなるものが多くあると予測する一方、経済停滞による二酸化炭素削減やテレワークによるディーセントワークへの見直しなどの意見がでた。

〈生徒感想〉

自分とは違った視点の意見を聞けて良かったです。SDGsの解決は全体的に難しくなったと思っていたけれど、環境などの点で改善している部分もあるという意見を聞き、改善している点もあるんだなと思いました。解決が難しくなっている理由として直接人と会うことが難しい点を挙げた時に、先輩からの「ロボットを導入してはどうか」という意見を聞き、ただ問題を挙げるだけでなくそれをどうやったら解決できるかも考えるようにしようと思いました。今回の授業ではあまりたくさんは発言できなかったので今後は自分の意見を伝わりやすいように伝えることを意識していきたいと思います。

今日はとても有意義で生産的な議論ができて良かったです。コロナでSDGs目標のうち、今後もっと対応を強化していかなければならないものが顕在化されたように感じます。例えば、最先端の医療を受けられる先進国の人々と、そのような医療体制が整っていない発展途上国の人々との間にはやはり格差があります。SDGsの達成に向けて世界中の国々が手を取り合い、協力しなければならないことを再認識しました。今日の議論では、発表の準備があまりうまくできていなかったので、次の機会はより良いものにしたいです。

今日の授業中の話し合いでは、画面越しだからかいつもより緊張せずに人と向かい合って意見を言えました。仲の良い人なら緊張はしないのですが人見知りで緊張しやすいので人と向かい合って話そうとすると緊張してしまいます。この癖を直そうと思った事も創造科学科に入った理由の一つなので意識して治したいです。グループでの話し合いで意見を求められた時とても緊張したのですが、意見を話し始めてみると意外とスラスラと言葉が出てきて驚きました。少し自分に自信が持てました。今後は、人前でも堂々と話せるようになる事と、日頃から日本や地域の置かれている状況などに興味を持って、情報を集める習慣をつける事を意識して頑張りたいです。

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