8月1日(金)帰国
スケジュールをすべて順調に行い、全員無事帰国しました。
7月31日(木)研修第4日
午前中にクアンニン省にあるホンガイ高等学校に訪問し、英語で交流を行いました。本校生徒は神戸のまちや日本の教育制度、兵庫高校の紹介を行い、クイズで日本を紹介、ソーラン節を披露しました。ホンガイ高校の生徒はベトナムの民族音楽の演奏後、ゼスチャーゲーム等を企画してくれていました。最後にはフリーで交流を行い、大変盛り上がりました。ベトナムの生徒は大変活発で、英語の運用能能力の高さにも圧倒されました。午後からはハノイに戻り、ホーチミン廟やハノイ大教会などを見学し、深夜便で帰国しました。
7月30日(水)研修第3日
午前中は世界自然遺産ハロン湾でJICAの無償資金援助で行われている植林プロジェクトに参加しました。大阪府立大学大学院の先生と大学院生、地元のプロジェクト担当者、高校生といっしょに、マングローブ1、500本を海岸の小さなスペースに植えました。その後、すぐ近くの鍾乳洞を見学しました。午後は、ハロン湾の水上生活者への支援プロジェクトの見学やハロン湾クルーズを行いました。夜にはホテル前の海岸近くで明日の学校交流で実施するソーラン節を練習しました。
7月29日(火) 研修第2日
午前中にノンバイ国際空港の第2ターミナル工事の現場を訪問しました。ODAの有償資金援助で建設されています。大成建設の3名の方にプロジェクトの概要を説明していただき、現場責任者の方は新しい空港の構造や設備等を説明していただきました。生徒たちは現場のベトナム人労働者の給料等たくさんの質問をし、回答していただきました。そのあと、展望施設から現場を一望させていただきました。今年中に完成し、来年には稼働します。国際路線の充実し、多くの外国人の受け入れが可能となります。また、空港に向かう途中にはニャッタン橋とよばれる全長3キロの空港とハノイの街を結ぶ橋をODAの有償資金協力で建設中です。今年の10月に完成予定です。午後にはクアンニン省ハロン市に移動し、夕食時に青年海外協力隊の隊員さんに(気象庁より現職派遣)合流いただき、環境活動についてお話をしていただきました。その後大阪府立大学の先生や大学院生、ベトナムのプロジェクトメンバーと明日の植林活動の打ち合わせをしました。
7月28日(月) 研修第1日
ハノイ到着後、16:00よりJICAベトナム事務所を訪問しました。職員の方よりベトナムに関する基礎的なデータや歴史について詳しく説明していただき、ODAの説明とベトナム国内のODA事業について説明をしていただきました。その後、一般社団法人共同通信社ハノイ支局長より、ベトナムの歴史や政治体制、現状と課題についてお話を聞きました。その後、JICA関係者3名と共同通信社の方には夕食時までお付き合いしていただき、お話をしていただきました。JICA業務、ODA、ベトナムについて深く理解することができました。ホテルでは秋田県知事に声をかけられ記念撮影をしました。
第2回 事前研修
7月22日(火)に大阪大学大学院国際公共政策研究科のベトナム人留学生に来校いただき、第2回の事前学習を行いました。ご自身の研究内容やベトナムの経済や政治制度等をお話しいただきました。最後にベトナムの高校生との交流用に用意した神戸の街の紹介や日本の学校制度や兵庫高校の紹介のプレゼンテーションを英語で行い、アドバイスをいただきました。出発まで1週間を切り、生徒たちはがんばって準備をしています。
第1回 事前研修
7月17日(木)に立命館大学に留学されているベトナム出身の大学院生の方をお招きし、事前学習を行いました。研修旅行の訪問先であるハノイやクアンニン省の話を聞き、ベトナムの文化や交流時のヒント、簡単なベトナム語を学びました。最後はベトナム語であいさつをし、終わりました。28日の出発に向け、少しずつ実感がわいてきました。