令和元年9月18日 創造応用ⅠS 探究活動(3回目)

創造科学科3期生(2年)理系選択者は各班に分かれて研究活動をおこなった。

<数学>

数学の探究活動3回目は、前回に引き続き神戸大学准教授・稲葉先生の検定についての講義を受け、検定についてより詳しく学んだ。具体的には帰無仮説と対立仮説の立て方、真実と判断の食い違いが2種類あること、それらの誤りの確率にはそれぞれ意味があることを理解した。

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<都市工学>

第3回目の授業で、澤木先生は来校2回目である。研究という形につながっていくのかどうかわからないが、テーマは、『外国人にとっての「日本のまち」らしさ』について。かつて母国にいたが現在は日本に在住している外国人または外国人の旅行者に、まずアンケートをとる。項目は、在住者か旅行者か、出身地、日本に来た理由、年齢、性別、日本のまちの良いところ、日本のまちの悪いところ、日本のまちを見て驚いたところ、日本のまちの印象。このアンケートによって、日本人が気づかなかった日本のまちらしさの良いところや悪いところを見つけようというねらいがある。アンケートは1回目の結果をもとにして2回目を実施する予定である。澤木先生は、関係する情報や参考意見を述べ、5人の生徒の主体性を大事にして見守っているような感じである。できたアンケートは澤木先生にすぐに見せることになっている。

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<物理>

先週(9月11日)における小田原先生との議論ののち、生徒間で約10のテーマから3つのテーマに絞り込んだ。この日は、絞ってきた3つのそれぞれのテーマに関して、黒板を使い、共有するとともに具体的にどんなことを調べていくことができるのか議論を行った。また、それぞれのテーマに関して語句の理解や現象の理解、テーマを決定するにあたって調べるべきことを考えていき、議論を深めた。

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<化学>

化学の探究活動3回目は今年度もご指導いただく神戸大学の大堺先生に先週の実験の結果と報告し、今後の活動についてアドバイスをいただいた。温度による起電力への影響については非常に複雑であることが分かっており、探究していくことは難しいと教えていただいた。その後、グループで話し合い、水田の泥と腐葉土を用いて採集した深さとの関係性を探究してみることにした。

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<生物>

前回の神大FWで手に入れたアルテミアのテスト培養を行った。アルテミアはこれから実験の主体となるグリーンヒドラのエサとなる生物であるため、安定して孵化させることが重要となる。5限目にまず顕微鏡を使い、乾燥状態の卵を観察した。その後、培養液を作製し、シャーレでの培養を開始した。今後は毎日平日に培養状態を観察していく。6限目には、今後の探究のテーマについてさらに絞り込んでいくためPC教室にて活動を行った。実験計画や先行研究を調べて、探究活動の計画を立てた。

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